絵本『どうぞのいす』うさぎさんに学ぶ ナッジ理論の実践
愛知県のアルミリサイクルカンパニー
株式会社豊アルミ工業 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に関わって生活している企業経営者です。
絵本「どうぞのいす」の主人公のうさぎさん。
・原っぱに椅子を置く
・椅子の横に「どうぞのいす」と書いた立て札を立てる
・椅子を起点に「どうぞ」の連鎖が起きていく
こうした仕掛け人的な行動が、企業経営者として、とてもシンパシーを覚えます。
ちょっとしたアイデアで人々に行動変容を起こさせ、世の中がポジティブな方に動いていく。
こんなに素晴らしいことはありません。
行動経済学にナッジ理論というものがあります。
具体的な例として「便器のハエ」が有名です。男性用小便器にハエのシールを張り付けることで、おしっこをするときに何となく的当てしたくなる心理状態となります。その結果、便器の外への尿こぼれが減少し、清掃費が減らせたという実績があります。
ここで大切なのは、対象者に意図を汲み取られないようにすることです。
何かの目的に誘導されていると感じると、人は不快に感じますからね。
その点でうさぎさんのナッジは素晴らしいと思います。
私は一企業経営者として、うさぎさんを尊敬し、またナッジ理論の効果的な実践を称賛したい気持ちでいっぱいです。
ビジネスや地域活動の中で、自分もどうぞのうさぎさんになれたらなと思います。
それでは!
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