人生、脱皮が必要!
愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。
先日、経営の先生に今後の経営方針について相談をしてきました。
会社をスケールアップするためには、今よりも大きな市場に営業範囲を広げていく必要があります。
私が従来やってきたスタンスは間違っていたわけではありません。
少しずつ会社規模は大きくなり、それなりに堅実にやってこれたと自分なりに評価はしています。
従来通りの経営方針も決して悪くはありませんが、取引先の先細りや淘汰という縮小していく未来が見えている中で、現状維持にすら不安を覚えます。
生物の中には脱皮するものがいます。
脱皮する理由は、ズバリ成長と進化です。
しかし脱皮には不安がつきまといます。
今まで自分を守っていた堅い殻を脱ぎ捨てるとどうなるか?
脱皮直後は、殻が柔らかく防御力が低下してしまいます。
昔、福井県に旅行したときに水ガニという脱皮したての蟹を食べたことがあります。絶品のうまさです!
思い出したら、久しぶりに食べに行きたくなりました。
いや、そういうことではなく(笑)
脱皮直後は守りが弱くなることが分かっているわけです。
分かっていてあえてやるには覚悟が必要です。
無謀なチャレンジという訳ではなく、今いる市場を拡大していくだけです。
市場が大きいので、適切な方法で数をこなしていけば、ヒットを量産できる可能性が高くなります。
それほど空振りを恐れる必要もありません。
コツコツと営業を継続していくことが王道だと思っています。
まずはその道筋を作ることが当面の私の仕事になります。
ある程度、仕事を得るノウハウをつかんだら、人材を登用していきます。
経営者が自らやることの意義は、新しい施策の仮説検証を行い、再現性のあるものに形作っていくことです。
いきなり人任せでは、何が良くて何が悪いのか、判断できないでしょう。
もちろん社長がずっと現場張り付きというのも、会社がスケールしないよくあるパターンですので、適切なタイミングでバトンタッチする必要があります。
あえて脱皮をしない。
そんな選択肢もありえると思います。
普通に自分の生活を成り立たせるだけならそれもいいでしょう。
しかしすでに社員を雇っています。
会社の業績をアップさせることが社員の生活を豊かにさせます。
より質の高いリサイクルを進めることや取引先工場の生産支援を行う我々の事業は意義あるものだと信じているからこそ、広げていく責任があると感じています。
個人事業から始まり、会社という組織になり、少なからず社会的な責任感を帯びてきています。
そう考えると、脱皮して成長する以外の選択肢はありません。
カニと違って自然と脱皮をするわけではなく、
脱皮に必要なのは自らの意思だけです。
みなさんはそれぞれのお立場で脱皮したいと思いますか?
それでは!
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