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小さい会社が毎日帳簿を付ける重要性

愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。


自分より若い経営者さんたちとお話しする機会がありました。
いろいろお悩みや課題を聞いていて気になったことがあります。

帳簿をちゃんとつけていない!

えっ、そんなことあるの?
と私は耳を疑いました。
複数の人に帳簿付けをどうしているか聞いてみたところ
税理士さんにお願いしているが、あまり把握していない、とか。。
毎日チェックする派の私としては驚くばかりです。
私が毎日チェックする理由は、業種上、毎日のように売上と仕入が発生するからです。
業種によってはそこまでしなくても、いいと思いますが、やはり月に一回は把握する必要があると思います。

私からすると、儲かっているのか、そうでないのか、が会社の継続にあたって重要な要素だからです。
もし利益がでないのであれば、早急に原因を突き止めて、改善しなければなりません。
帳簿を付けていなければ、状況把握ができないので、気が付いた時には死亡寸前という事態もありえます。

経営者でありながら、帳簿に目を向けないという事態はなぜ起こるのでしょうか?
小規模の会社では、社長本人がプレイヤーであることが多く、お客さんとの交渉に出向いたり、制作作業を行なったり、余裕がありません。
そのため目を向けるのは、売上の数字のみになります。
これは危険な状態です。
売上だけでは利益が出ているかどうか分かりませんからね。
銀行口座をチェックすると、いつもお金が少ない、ということになってしまいます。

私は小さい会社ほど、毎日帳簿をつけるべきだと考えています。
月末に、領収書やレシートをまとめて帳簿に入力しようと思うと相当な労力がかかります。
毎日であれば、10分程度で済むはずです。
また税理士さん任せだと、タイムリーに自社の状況を把握できません。
早くても1か月後ぐらいではないでしょうか?
でもそれでは1か月遅れの情報であり、打ち手がどんどん遅くなります。
請求書をもらうタイミングなどで100%正確な利益計算はできませんが、精度よりもスピードの方が重要です。

また今回の趣旨とは異なるので書きませんが、利益が出ていても、キャッシュがないという事態も起きます。
帳簿のチェックとともに口座のチェックも毎日するべきですね。

それでは!

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