親の歴史を見返してみる
愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。
会社創業50周年を記念してパーティーを企画しています。
企画の中で
創業の歴史を振り返る時間を設けています。
イコール
創業者の歴史を振り返る
ことになります。
先日、実家で創業者である父のアルバムをあさっていました。
以前、見たことはありますが、何気なく見るのと、目的をもって見るのは大きな違いがあります。
創業50周年記念パーティーという意図がありますからね。
見ただけで分からないものは、母に聞きました。
あ、父はすでに他界しております。
この時点ですでに後悔なのですが、生前にもっと聞いておけばよかったと思うことがたくさんあります。
母も結婚後の父については、ある程度分かっていますが、それ以前は当然ですけど、ほとんど知りません。
また仕事に関することも分かっていないことが多いですね。
母に質問する中で、嫌だった記憶に触れる部分もあり、ネガティブな感情が沸いてきてやぶへびだったと困惑しております(笑)
今回、企画の一つとして、プレゼン資料としてまとめているのですが、
これは誰向けのものだろう?
と不思議に思います。
もちろん、パーティーの参加者に向けてのものではあるのですが、参加者の立場はいろいろです。
まずは二代目の私自身。
資料をまとめながら、いろいろと思うことがあります。おそらく誰よりも大きいでしょう。
そして、母。
決して良好な夫婦関係ではなかったと思いますが、息子で二代目の見方を感じてもらうのもよいのではないかと思います。
そして、私の家族。特に子供たち。
自分たちのルーツにつながる話です。当時の国際情勢にも相当な影響を受け、その荒波を超えたからこそ、自分たちの命があることを知っておいて欲しいと願っています。
社員とその家族。
社員の中にも、父を知っている人と知らない人がいます。
基本は私との縁ではありますが、私という人間を知ってもらうきっかけの一つになると思います。
家族の皆さんは、パーティーで初めて私と会う人もいます。
間接的ではありますが、なにかご自身の家族や会社との関わりにおいて新たな見方を見いだせてもらえたら良いなと思います。
社史なり、家族史なり、作るのはなかなか手間がかかります。
口伝では3代目以降に伝えるのは困難だと思います。
子孫のためにもアウトプットして残しておいて損はないと思います。
それでは!