自分は何屋か? キッザニアに参画するとしたら
こんにちは、愛知県のアルミリサイクルカンパニー
株式会社豊アルミ工業 代表の桐山です。
先日、訳あってキッザニア甲子園に行ってきました。
子供が夏休みなのです。
キッザニアはリアルな設備や道具を使って様々な仕事やサービスを子供たちが体験できるアミューズメント施設です。
特徴的な要素として
名だたる民間企業が軒を連ねています。
例えば
「歯医者さん」
といった一般名詞となっている職業があります。
ここには歯磨き製品の製造販売を行なっている
「ライオン株式会社」
が設備を提供しています。
各店舗にインストラクター役がおり、子供たちに歯科医や歯科衛生士の仕事についてレクチャーし、リアルな設備や道具を使って、疑似体験することができるようになっています。
キッザニア甲子園には100種ほどの職業があるとのことで、それぞれにリアル企業や公共施設が参画しています。
企業側にしてみれば、イメージ戦略としてとても魅力であり、ブランディングに活用されていると思います。もしかすると将来的なリクルーティングまで想いを馳せているかもしれません。
恐らくキッザニアへの参画は審査があるでしょう。
キッザニアの世界観と企業コンセプトが一致する必要があると思います。
任天堂は
「ゲームクリエイター」
という仕事で子供たちを魅了していました。
実際にNintendo Switchのゲームのデザインを担当する仕事に携わることができます。
こうした消費者にダイレクトに届く最終製品を作っている会社は子供たちにも分かりやすいのですが、世の中の大半の会社はBtoBです。
子供どころか一般消費者にさえ、仕事の概要と意義を簡潔に伝えるのは簡単ではありません。
自分が何屋なのか?
あなたは何屋さんですか?
簡潔に答えられますか?
分かりやすく言語化する努力はとても大切です。
自分自身が本当に仕事を分かっていなければ、人に伝えることはできません。
また同じような仕事でも、捉え方次第で、同業他社との差別化が可能になるかもしれません。
もし自分の会社がキッザニアに参画できるとしたら、何をコンセプトにしますか?
子供たちに何を伝えたいですか?
私は自問しています。
それでは!