見出し画像

無償化もいいけれど、子育て親の時間的負担を減らす施策を

知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。


私の住んでいる自治体から小中学校向けに取り組んでいる自治体独自の施策についてアンケートが来ました。

その中に「給食の無償化を継続したいか?」という項目がありました。
子育て世帯であれば、反対する理由はほとんどないでしょう。
こうした施策はありがたいので継続していただきたいと思う一方、昔からの惰性で生徒の親や家庭の負担になっていることがいくつもあります。

・給食配膳時に生徒が使用したエプロンの洗濯
・学校内の草むしり
・教室カーテンの洗濯
・学校行事の際の交通整理

学校や自治体によって、違いはあると思いますが、PTAなどのボランティア活動をあてにして、金銭的コスト、時間的コストを親や現場の先生が負担してきました。
基本的には、施設管理業務なわけですから、学校や自治体が予算や人員を投入して遂行する内容です。
私は親がボランティア活動を通じて学校と関わることには前向きに捉えていますが、あくまで参加者の自主性によるもので強制すべきものでありません。

ただこうした業務は長期間にわたって放置されてきたため、今ある形が当たり前だと刷り込まれています。
我々子育て世帯は、疑問をもつ必要があります。
「それは我々の仕事ですか?」
と。
学校や自治体も言われないと気が付いていないと思います。
だから声を上げる必要があります。
どの自治体も人口減に対して危機感を持っています。
「〇〇無償化」
も良いのですが、子育て親の不便を取り除くような施策にも目を向けて頂きたいと思っています。
子育て親の時間を奪わない、という視点が必要です。
改善自体はそれほど難しいものではないと思います。

それでは!

いいなと思ったら応援しよう!