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人は見た目が9割。商品も見た目が9割。
愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。
「人は見た目が9割」という本がありますが、言いえて妙かなと思う時があります。
人を見た目で判断してはいけないという昔ながらの教えもあり、それはそれで真実だとは思うものの、第一印象の影響力というのは非常に大きいと言わざると得ません。
私のような田舎者がたまに東京に行く機会があると、帰りにお土産(主に食べ物)を買っていきます。
その時に何を考えるかというと、渡す相手が喜んでくれるか?という一点につきます。
定番を毎回買っていくのも芸がないため、お土産売り場をぐるっと回ります。
このような選び方ですので、どうしてもビジュアル的に目の引くものに引っ掛かります。
いろいろお店を見回り、試食もします。
どれもこれもおいしいため、おいしさは選択基準にはなりません。
前述のとおり「どれもこれもおいしい」からです。
お菓子については差別化ができないレベルに達してしまっているように感じます。
そうなるとビジュアルが選択基準となります。
中身を買っているというよりも、パッケージデザインが選択基準となります。
商品の本質は、パッケージということになります。
私は工業系のBtoBビジネスをしており、ビジュアルイメージはそれほど重要な要素ではありません。
しかし小売りはビジュアルイメージによって成否が左右されます。
ところが最終消費者を相手にする小売業を生業としておられる方においても、こうしたビジュアルイメージの重要性を今ひとつ重視されていないような気がしています。
作り手側としては、商品の中身で勝負したいという思いがあるのは分かりますが、パッケージデザインにもこだわりとコストをかける必要があるのでは?と思うときがあります。
それでは、今日も一日良い日でありますように!