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主体性を発揮できる会社 経営計画発表会で感じたこと

愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。


先日、社内で経営計画発表会というイベントを催しました。
①昨年度の振り返り
②今期の方針説明
③年間テーマの設定
④社員表彰
が主な内容でした。

以前は年間テーマは社長である私が決めていましたが、どこまで浸透しているか微妙な感じがしていました。
そこで今回は社員主導で決めてもらうことにしました。
文言を提示して、その理由を述べる人
どういう想いで仕事に臨んでいるのか滔々と語る人
これまで社内で社員同士が語る機会はあまりなかったと思います。
立場や役割を問わず、ひとりひとり社員が語り、また人の話に耳を傾けることができたことは本当に良かったと思います。

その中で
・やりたいと思ったことをやれること
・頼られること
ということにやりがいを感じもらっていることが分かり、大変うれしく思いました。
当社の社員は全員中途採用です。
定年退職後に高齢者として働いて頂いている方もいます。
こうした発言の根本にはその人の主体性の強さがあると思います。
良くも悪くも、過去の勤務先と比較されていると思います。
実際、過去の勤務先では自分が良かれと思ったことを提案しても聞き入れてもらえなかったという経験談もありました。
一方で当社は「とりあえずやってみよう」というスタイルなので、自分のアイデアを形にしたり、力を発揮できることに喜びを感じるのでしょう。
私自身、そういった感覚ですので、とても共感します。
また「使命感」という発言もありました。
たいへん重い言葉です。
主体性が前提の言葉だと思っています。
まさに「自分の人生をどうしたいのか」を表現した言葉だからです。

こうした言葉を社員同士が共有できる場となりました。
私としてはちょっと予想外でした。いい意味で。

さて肝心の年間テーマは
『チャレンジ』
に決まりました。
「挑戦」という案もあり、一旦はそちらに流れがありました。
そこに、挑戦は相手に向いている感じがあり、チャレンジのほうが自分自身と向き合える気がするという発言があり、最終的にチャレンジに決まりました。

私はシンプルでよいテーマだと思っています。
テーマは判断基準であり、組織における共通言語です。
何かネガティブな事象が起きたとき、テーマに照らし合わせて行動を顧みることができます。
そして何より、みんなで考えて生み出した言葉であることが一番大切なことです。
今期の年間テーマは『チャレンジ』
みなさま、よろしくお願いします!

それでは!

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