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大進展!!
空き家募集のチラシを乗せた回覧板がまわりはじめて1週間。
そういえば確認していなかった迷惑メールボックス。
空き家について^^
???!!!!!?!?!?
わああああああ~~~!!!!!!!!!
きた~~~!!!!!!!!
回覧板を見て連絡してくれて、しかもご夫婦の夢の一つとして、以前の家を学生達のシェアハウスとして使って欲しいという。
とりあえず会ってお話ししたいです!
予定を速攻で合わせてもらい、昨日会ってきました。
初めての”同じ想いの人”
待っていたのは、とても穏やかな雰囲気。
話せば話すほど、私は学生側として、その方は迎え入れたい側として、見たい景色が本当に一緒で。
親元を離れてひとり福井へ来て、まわりは一面田んぼ。
コロナ禍で学校にもバイトにも行けない。
友達と会えない。
そんな状況のなかで、「ここで暮らした日々」を紡げるような居場所をつくりたいと。
コロナ禍じゃなくてもそうだった。
あまりにも他の同世代や他の世界とつながりにくい環境。
コミュニティは同期・部活・バイトだけ。
それが楽しいのはもちろんだけど、それ以外の「楽しい」を知る機会が少ない。
惜しくもその家は現在は住まれてる方がいて、
いつかできるように、知っておいて欲しい、とのことだった。
私たちがいるよ、そういう「家」として使いたいんだよ、と。
この夢に私が協力できるなら、できることがあるなら、
何でもしたいと思った。
少し構想が変わるくらいには、この方と出会えたことが本当に嬉しく、幸せなことだと思った。
書いててふと振り返ると、去年、シェアハウスに住みたい、無いなら作りたいと言い始めて、少しずつ準備してきたけど、割とたくさんの人に「まずは一緒に住む人」とか、「想いに共感してくれる仲間」を巻き込もう、と言われた。
でも正直私はそうやって「仲間」をつくるのが苦手。
そりゃみんな、いいね、って言ってくれるけど、じゃあ、物件探しも一緒にしようって言って、してくれる人なんてまずいない。
してくれたとしてもどこか申し訳ないし、私が居心地悪くなっちゃう。
だから、まずはひとりで頑張ろう。
頑張ろうというか、夢中になろう。
そうしたらきっと、響き合う人は自然と集まって来てくれる。
なんかそんなことを思ってたけど、現実になった。
その方は普段は回覧板なんて開かずに回してしまうらしい。
でも私のチラシを見つけてくれた。
そこには、回覧板の一枚目に挟んでくれた役場の方や区長さんの計らいがあって。
すべてがすこしずつ重なって、紡がれて、ここにあるんだな。
明日もまた楽しみ!
今日のバイト終わり、電話が入ってて、もしかして!と思って折り返すと、
回覧板見て連絡したんですけども~とおじいさん。
そしてまた速攻スケジュールして明日の朝訪ねることに。
なにがおこるかな、、、?
終わりを決めること
そんな素敵なことがあった昨日なのに、
とっても苦しくて目が覚めた。
6,7月の臨床科目試験の嵐、
10月にあるCBT(医学科4年間の総まとめ試験)を考えると7月からは勉強の比重が大きくなる。
比較的自由に動けた5月はもうあと半分。
4,5月あれば物件が見つかって、土台も作り始められると思っていたけど、いろんな予期せぬ出来事が起こっていつの間にかこんな時期。
CBTの勉強とか、学校の試験勉強とか、そのシェアハウスでしたかった。
居間におりれば誰かがいて、
なんてないことを気軽に話せる家族がそばにいる。
親からも「諦めてアパートにしませんか」と連絡が来てて、
諦めたくなくて涙が出た。
諦めたくない理由も、諦めなきゃいけない理由もちゃんと分かってる。
私はその景色が見えてるし、信じていれば叶うと知っている。
でも、いつまでも車に全て収まる荷物だけで、転々としながら生活することが、数週間後の不安が、自分を苦しめていることも知っている。
その苦しみさえも抱きしめたいけど、容赦なく時間は襲ってくる。
2022年6月15日。
それまでに私が「暮らす」家のめどが立たなければ諦めます。