マイダンジョンカード的恋愛論/必殺技『星の王子様』
・マイダンジョンカードとは
黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。
自分の生年月日からその人の生まれ持った才能を導き出します。
黒羽さえり先生のサイト
https://www.youtube.com/@godseal55/videos
・必殺技『星の王子様』
この必殺技を持っている人は、常に躁状態で浮かれていておかしな人です。
密林の奥に住んでいるブッシュマンがいきなりニューヨークに連れて来られて、観るもの、観るものに「うーわーーーおーーーー!」って感動している状態に似ています。
ルビーの目で世の中を観ているので普通の人と感覚が違います。
地球のルールは良く分かりませんが、生粋のクリエーターで天からのエネルギーを編んで、本当に美しい物として形にすることができます。
・エピソード
ハワイに卒業旅行に来た女子大学生ふたり組が…
佐和子 必殺技『エロ』持ち
里美 必殺技『星の王子様』持ち
佐和子「おかしいなあ。エッグスン・シングス。たしかこの辺りのはずなんだけどなあ…」
里美「あーー!」
佐和子「見つかった?」
里美「このTシャツ、ちょーーかわいーーー!」
佐和子「またー…」
里美「あーー! 佐和子、観て観てあの雑貨店、ちょっと良くない? 入ろうよ♪」
佐和子「ちょっと、待ってよ。里美。私、先にパンケーキ食べたいんだけど」
里美「あーー!」
佐和子「今度は何よ?」
里美「太陽、まぶしいー! きれいー!」
佐和子「それは、朝からでしょ…」
佐和子「あっ、日本人っぽいな。あのふたり」
佐和子「あのー。日本の方ですか?」
涼介「はい。日本からです」
佐和子「あのー。この辺りにパンケーキで有名なエッグスン・シングスがあるはずなんですが、知ってますか?」
高明「あー。ちょうど俺たち今からそこに行くとこですけど」
佐和子「そうなんですか? 店までご一緒していいですか?」
(まあまあ、ふたりともイケメンじゃん)
高明「もちろんいいですよー。そちらもおふたりですか?」
(おおラッキー。ふたりともかわいいやん。特にもうひとりの子)
佐和子「はい」
里美「…」
涼介「俺らもふたり旅なんで、良かったら一緒にパンケーキ食べませんか?」
佐和子「いいですよー。大丈夫よね、里美」
里美「うん。いいよー♪」
お店に入って、パンケーキを注文して…
里美「うわーおーーー! パンケーキすごーーー! ホイップクリームすごーーい!」
涼介「里美ちゃん。ものすごくテンション高いねんなあ」
佐和子「そ、そ、そうなんだ。新しい物には感動しやすくてね…」
(里美、頼むからちょっとテンション抑えてよーー)
里美「うわーおーーー! めっちゃ美味しい。佐和子ー。ここのパンケーキサイコー!」
佐和子「ほんとだね。里美…」
(ちょっと、抑えてよー。頼むからー)
高明「確かに、美味しいわ」
里美「せっかくだから、エッグベネディクトも頼んじゃえー♪」
エッグベネディクトが運ばれてきて
里美「来たーーーー! エッグベネディクトかわいいーーー!」
佐和子「ほんとだね」(だから、黙れって里美…)
涼介「ほんまやな」
(ちょっと、このテンションキツなってきたな)
高明「…」
(苦しいな、里美ちゃん可愛いだけに残念無念…)
・本当に美しい物やかわいい物以外は一切興味がない
ティンカーベルに代表される妖精さんのような人で、基本的に恋人と付き合いたいとかあまり思っていない人が多いです。
周りから見ると変人で人間関係にトラブルをよく起こしていますが、本人はあまり自覚なく幸せに生きている人が多いです。
※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。
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