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マイダンジョンカード的恋愛論 必殺技『台風の目』

・マイダンジョンカードとは

黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。

自分の生年月日からその人の生きるデザインを導き出します。

黒羽さえり先生のYoutube
https://www.youtube.com/watch?v=Jb4UgIYj8AY


・アイテムと必殺技の違い

アイテムは単体で威力を発揮しますが、ペアになった時に必殺技になり効果が異なって来ます。

必殺技は、スイッチがなかなか入りにくく通常時はオフってることが多いですが、一旦、スイッチが入るととんでもない威力を発揮します。



・必殺技『台風の目』

この必殺技を持っている人は、ゾウリムシの生命体と言われ、何でか分からないのに身体が反応して動いたことに、周りの人を巻き込みます。

トレンドに敏感でファッションリーダーだったり、うずまきが好きだったりします。

例えば、北海道のラベンダー畑でラベンダーソフトが美味しいとたまたまTVで観て、自分も行きたいと身体が強烈に反応したら、食べに行くのですが、いつの間にか周りの友人を巻き込んで、北海道ラベンダーソフトツアーを組んだりします。


・エピソード

佳恵 27歳OL 彼氏いない歴5年
知子 27歳OL 彼氏いない歴1年
景子 27歳OL 「台風の目」持ちの女


とあるおしゃれなイタリアンの店で…

佳恵「知子、おつかれー」

知子「おつかれー」

佳恵「景子、久しぶりに私たちを呼び出しといて、15分くらい遅れるって相変わらずね」

知子「そうね。まあ、それも景子らしいけどね」


佳恵「景子もついに結婚なのかな?」

知子「たぶんそうじゃない。私たちそろそろ良いお年頃だしねー」

佳恵「まあ、そうよね。その報告とかよね。披露宴に何か出し物して欲しいとか」

知子「まあ、そうだろうね」


佳恵「あーぁ。景子と知子と合コン行きまくってた3年前が懐かしいなあ」

知子「ほんとよね。とにかく景子がどこからでも合コン引っ張って来て、あの頃は毎週末に合コンしてたもんね」

佳恵「そうそう。ピーク時なんて土曜の夜と日曜の夜と連続、合コンとかあったもんね」

知子「あった、あった」

佳恵「私もあの時の波に乗って、あの頃に出逢った誰かに決めときゃ良かったのかなあ」

知子「そうよね。24歳で若かったし、まだまだイケるって思ってたもんね」

佳恵「そうそう。ところが景子が、あれ、誰だっけ?」

知子「山下さん?」

佳恵「そうそう。外資系に勤めてたそこそこイケメンの山下さん。あの人と付き合うことなってから、ピタっと合コン行く機会もまったく無くなったもんね」

知子「そうね。私たちいつも景子任せにしてたもんね」

佳恵「確かに…」


景子「ごめーん。遅くなっちゃってー」

佳恵「いいよ、いいよ。いつものことだし」

知子「そう、そう」


景子「じゃあ、改めてカンパーイ!」

佳恵「カンパーイ」

知子「カンパーイ」

景子「早速なんだけど、今日はふたりに報告があって」

佳恵「うん」

知子「うん」

景子「実は私…」

佳恵(結婚やな、こいつ)

知子(結婚か、いいなあ)


景子「山下と別れたのー」

佳恵「ええーーー!」

知子「そうなの?」

景子「そうそう」

佳恵「なんで、なんで。ちょっと前に聞いたら今、来年くらいにはそろそろみたいなこと言ってたじゃん?」

知子「そうそう」


景子「あのバカ、会社の女と浮気しやがったのよ」

佳恵「ええ、そうなの?」

知子「新入社員とか?」

景子「それが、年増の女で私より8歳も年上なの!」

佳恵「えっと、じゃあ35歳の人」

知子「確か、山下さんって私たちのひとつ上くらいだったよね」

景子「そうなのよー! ムカつくったらありゃしない」

佳恵「それで、それで」

知子「…」

景子「よくよく聞いたら実は熟女好きとか言い出して、別れてやったわよー」

佳恵「そうなんだー」


知子「景子、大丈夫?」

景子「まあ、よくよく考えたら彼の本質よりも外資系勤務とか、ルックスに重きを置いていたことに気が付いてね」

佳恵「うん、うん」

知子「そうなんだ」

景子「今はもう完全に吹っ切れたのよ」

佳恵「そ、そうなんだね」

知子「それなら、良かったわ」


景子「だ・か・ら…」

佳恵「だから?」

知子「だから?」

景子「また、合コンやろうかなって思って♪」

佳恵「マジで…。 あの青春が帰って来るの?」

知子「えっ、すごい。またあの時代が帰ってくるのね」

景子「えっ? ふたりとも今、彼氏いないの?」

佳恵「付いていきます隊長!」

知子「私も、付いて行きます隊長!」

景子「まあ、別に来たいなら一緒に来てもいいけど」


・人に合わせることは絶対に不可能

「台風の目」を持っている人が何を勘違いしているのか「私、よく人に合わせています」って言う人がいますが、それは100%ウソです。

確実にあなたの周りの人があなたに合わせています。

とにかく身体が反応したやりたいことだけやっていれば、基本、人を誘う必要はありません。

自然と巻き込むようにできています。

恋愛以外でも営業の仕事などで商品やサービスを売らせたらピカイチですが、必ず自分が良いと思った物しか売れません。

自分が本当に良いと思っていないサービスや物を売ろうとしたら一気にポンコツになります。


※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。

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