マイダンジョンカード的恋愛論 必殺技『天才クリエイター』
・マイダンジョンカードとは
黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。
自分の生年月日からその人の生きるデザインを導き出します。
黒羽さえり先生のYoutube
https://www.youtube.com/watch?v=Jb4UgIYj8AY
・アイテムと必殺技の違い
アイテムは単体で威力を発揮しますが、ペアになった時に必殺技になり効果が異なって来ます。
必殺技は、スイッチがなかなか入りにくく通常時はオフってることが多いですが、一旦、スイッチが入るととんでもない威力を発揮します。
・必殺技『天才クリエイター』
この必殺技を持っている人は、今、今、今に関してすべてにおいて自分の表現を大切にしていくことが鍵です。
日々の生活の中で、卵焼きの食べ方ひとつ、トイレでのおしりの拭き方ひとつとっても、すべて自分流のこだわりを持って表現していきましょう。
しかし、この必殺技を持っている人ほど、全然自分から前に出ず人の言われたことをやっています。
そうなると完全なるNot-selfとなり、まったく自分らしくない人生を生きることになります。
・エピソード
知美 彼氏いない歴3年 25歳
明日香 知美の親友、健太郎の彼女 25歳
健太郎 明日香の彼氏 28歳
優一郎 健太郎の友人(天才クリエイター)28歳
とあるイタリアンで友だちから男性を紹介してもらったんだけど…
明日香「こんばんは、私の友達の知美です」
知美「吉田知美と言います。よろしくお願いします」
優一郎「あっ、はじめまして、三井優一郎です」
健太郎「優一郎は、俺の大学の時からの友達やねん」
知美「そうなんですね。そしたら、私たちの3つ上?」
健太郎「そうそう」
明日香「健太郎からは、ちょこちょこ、優一郎さんの話を聞いてましたが、今は映像関係のお仕事をしてるんですか?」
優一郎「はい、映像関係の仕事を…」
知美「どんな映像を作っているんですか?」
優一郎「まあ、いろいろ…」
健太郎「何が、いろいろやねん。おまえ、この前、NiziUの最新曲のPV作った言うてたやんけ」
優一郎「まあな…」
知美「えー! あの最新曲のPVですか?」
優一郎「はあ」
知美「私、観ましたよ! めちゃおしゃれでした!」
明日香「私も観た、観た!」
優一郎「ありがとうございます」
知美「すごー」
健太郎「こいつ、学生の時から変わった奴やって、まあ今でも変わってるけど、なんか表現させたら昔からすごかったよな」
明日香「どんなとことが変わってたの?」
健太郎「こいつと吉野家行くやろ」
知美「うん」
健太郎「必ず、牛丼と一緒に生卵頼んでな」
明日香「うん」
健太郎「まず、卵にしょう油をクルっとひと回しかけて、念入りにかき混ぜる」
知美「うん」
健太郎「牛丼が来たら、中央の肉を端に寄せて真ん中に窪みを作って、そこに卵を流しいれる」
明日香「ほう」
健太郎「そして、必ずひと口目は卵ご飯を食べるねん」
知美「へー」
健太郎「その後、肉を半分まで食べてから、ショウガをのせて続きを食べる」
明日香「ふーん」
健太郎「いっつも、その食べ方やねん」
優一郎「そう言われればそうかもな」
健太郎「言われんでもそうやんけ。めちゃくちゃ変わってるわ」
そんな話をしている内に、注文したマルゲリータが運ばれてきた。
知美「あっ、私、切って取り分けますよ」
優一郎「ちょっと、待った!」
知美「えっ? どうしたんですか?」
優一郎「あの、もしかして、十字に切って、更に十字に切るつもり?」
知美「えっ? それ以外の切り方ってあるの?」
優一郎「あの良かったら、俺に切らせてもらってもいいかな?」
健太郎「あー。そうそう、ピザの切り方にもこいつ流の切り方があるねん」
明日香「今の切り方以外の切り方があるの?」
健太郎「あんねん、あんねん。まあ、どっちでもええから、切らせたって」
優一郎「どっちでも良くないわ! 切り方によって微妙に味が変わるねんからな」
知美「本当?」
健太郎「うそ、うそ。俺もよーわからんけど、こいつがやりたいみたいやから、いつも任してるけどなあ」
優一郎「おまえは、なんでもかんでもザックリというか、こだわりがなさすぎるねん」
健太郎「そうかな?」
明日香「確かに、健太郎って適当人間代表みたいなとこわあるわ」
知美「えっ? ちょっと、このピザのカッティング、凄すぎる。と言うか動画撮っといたら良かった」
明日香「確かに、芸術的だわ」
健太郎「まあ、食べたら、全部無くなって一緒やけどな」
優一郎「はい。どうぞ」
女子トイレで…
明日香「知美、どう優一郎さん?」
知美「いやー。私もあなたの彼氏と同じでザックリ派だから…」
明日香「今回は縁がなかったね」
知美「紹介してくれたのに、ごめんね」
明日香「いいよ、いいよ」
・鬼のように「やったらあかん」って思っている人が多い
この必殺技を持っている人ほど、子供の頃から自分らしい表現や人と違うことをやったらいけないと思っている人が多いです。
人前に出て自分らしさを表現したら石を投げられると思っているからです。
なので、自分に自信がなく怖くてできません。
しかし、この必殺技を発火させるためには、周りの目は気にせず自分らしい表現を日常生活においても、表現していくことが鍵になります。
完全発火するためには、たまにやり過ぎて警察に捕まるかもしれないくらいの覚悟が必要です。(あくまでも実施する時は自己責任でお願いします)
※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。
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