図解『転職と副業のかけ算』 moto|書評と感想
どうもこんにちは、イツキです。
今回は良本の図解と要約・感想として、motoさん( @moto_recruit)の『転職と副業のかけ算』について、まとめて解説していきます。
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motoさんの『転職と副業のかけ算』の購入リンクはこちら。
ではここから、図解した内容について一つずつ解説していきます。
著者・motoさんについて
motoさんは、本業と副業を合わせて年収5,000万円という、サラリーマンとしてはトップクラスの年収を誇っています。
運営されているブログ『転職アンテナ』は、転職系のGoogle検索キーワードで上位に出てくる個人メディアで、現在の稼ぎは軽く1億円以上だと考えられます。
そんなmotoさんのキャリアは、
・240万 地方ホームセンター
↓
・330万 人材企業
↓
・540万 リクルート
↓
・900万 ITベンチャー700万+副業200万
↓
・5000万 広告ベンチャー1000万+副業4000万
※本書執筆時点。2020年現在は、これ以上に稼がれています。
最初のホームセンターでの就職から、大きくキャリアアップをしています。
なぜ、motoさんはここまでキャリアアップすることができたのか。
それが、本書『転職と副業のかけ算』では語られています。
こんな悩みを持つあなたに読んで欲しい
『転職と副業のかけ算』は、こんな悩みを持つあなたにこそ、読んでほしい一冊です。
・転職して年収を上げたい
・サラリーマンとしての市場価値を上げたい
・給料以外の収入がほしい
・老後のお金の不安を減らしたい
『転職と副業のかけ算』の要点
motoさんがなぜ、本業と副業合わせて年収5,000万円を稼げるようになったのか?
それは、「本業で得た知見」と「副業で得た知見」を掛け合わせたから。
そしてmotoさんはおっしゃっています。
転職と副業は「誰にでも使える武器」。
だから、誰でも生涯年収は上げられる。と。
『転職と副業のかけ算』の概要
本書『転職と副業のかけ算』の概要として、大きく4つに分けてみました。
①「個人で稼ぐサラリーマン」が本当の安定を手に入れる
②motoさんの「転職術」
③本業を活かして稼ぐ「副業術」
④生涯年収を最大化する生き方
①〜④までの流れとしては、
・一流企業でも終身雇用制度を維持できない今の世の中
↓
・「いつでも転職できる」ような稼ぐ力が必要とされている
↓
・motoさんの転職術の本領「軸ずらし転職」
↓
・年収レンジの高い業界・職種にずらす「軸ずらし転職」をしていく
↓
・さらに年収を底上げする、本業を活かして稼ぐ副業術
↓
・本業で努力して、その知見で稼いでいく
↓
・本業で苦労して得た経験をコンテンツにする
↓
・転職と副業をかけ算することで、1万分の1の人材になる
↓
・結果、生涯年収を最大化する生き方ができる
自らの稼ぐ力を最大化するためには、「まずは本業が第一」。
そして本業で得た知見を活かし、副業でも稼ぐ。
さらに副業で得た知見は、本業に活かしていくことで、本業・副業で稼ぐ力の上昇スパイラルが発生する。
経験を重ねれば重ねるほど、価値あるコンテンツが出来上がり、最終的には自分に返ってくる、ということです。
①『個人で稼ぐサラリーマン』の概要を深掘り
一流企業でさえ、終身雇用の限界がきており、「大企業=安定」という概念が終わりを迎えようとしている今の世の中。
その影響は、働き方、教育、子育てなど、すべてに波及している。
そんなこれまでの「正解」がなくなってしまった現代社会。
新たな変化を起こす必要が出てきている。
そして具体的には、「企業への依存」から「いつでも転職できる」力を持つ人間になることが求められている。
では、どんな行動を起こせばいいのか。
それが②で解説されます。
②『motoさんの転職術』の概要を深掘り
まずはじめに重要なことは、上司の評価よりも「市場価値」に軸を置くことで、道が開けていくということ。
自ら起こした行動で、市場からの評価を上げていく。
具体的に、市場価値を高めるためにはどうすれば良いのか。
それがこちら。
■ 市場価値を高める5つの力
① 論理的に思考する力
② 構造的に物事を捉える力
③ 物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
④ 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
⑤ ①〜④を用いて組織をマネジメントする力
この5つの力を身につけていくことが最重要。
そしてmotoさんが提唱し、実践している転職術。
それが「軸ずらし転職」。
「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらす。
具体的には、広告・金融・ITベンチャーなどの業界や、営業・マーケティング・経営企画などの職種が該当します。
③『本業を活かして稼ぐ副業術』の概要を深掘り
motoさんは本業での市場価値を高めるだけでなく、副業でも大きな成果を出しています。
その内容は、「本業で努力して得た、その知見で稼ぐ」ということ。
・サラリーマンとして苦労して得たこと
・自分の転職経験をコンテンツにする
これが、motoさんの副業の中身です。
そして副業の重要な考え方になっているのが、「コンテンツ配信を副業にする」ということ。
自分が生み出したコンテンツが24時間働いてくれる仕組みを構築する。
さらに重要なのが、個人のブランド化。
Twitter、note、YouTube、Instagramなどで価値を提供し、個人としての影響力を高めるのです。
個人のブランド化ができれば、副業だけでなく、本業での影響力も大きくしていくことができ、相乗効果を発揮することができるのです。
④『生涯年収を最大化する生き方』の概要を深掘り
本業・副業で成果を出しているmotoさんの、根底にある考え方。
それが、「生涯年収を最大化する生き方をする」ということ。
副業で大きな成果をあげているので、本業のサラリーマンをやめるのも可能ではあると思います。
ですが、motoさんは本業と副業のどちらかだけにするのではなく、あくまでも「本業と副業を掛け合わせること」を重視しています。
そうすることで、得られた知見のかけ算ができ、1万分の1の人材になることができる。
そして生涯年収を最大化できると考えられています。
そのためには、今すぐに行動を起こすことの大切さ、成功も失敗も、すべての経験をコンテンツにすることが大事なのだと、私は感じました。
『転職と副業のかけ算』を読んだ感想
私は過去に、この『転職と副業のかけ算』を何度か読んでいました。
その際にも感銘を受けて、行動の指針になっていたことは事実です。
ですが、今回あらためて図解して自分の中に落とし込んだことで、より深くmotoさんの考えを吸収することができました。
そして、あくまでも重要なのは「本業で成果をあげること」。
そこがスタートで、そこで得られた知見を副業に活かす。
だから相乗効果が発揮できるようになる。
ということが、改めて理解できました。
私は本業では、新規事業の立ち上げ経験があり、その際には起案から事業計画書の作成、プロジェクトの進行まで、中心メンバーとして業務にあたってきました。
そこで得た、事業の内容をわかりやすく「図解化」するという知見を、この副業でも活かそうと考えました。
わかりにくいものや見えないものを図解化することで、相手の理解が深まるようにする。
これを価値提供として実践していきたいと思います。
それを理解する上でも、この『転職と副業のかけ算』を読んで良かったです。
最後に|この図解を片手に『転職と副業のかけ算』を読んで実践しよう
図解には、あなたが理解しようとする行動を助ける力があります。
ぜひ、この図解を片手に、motoさんの『転職と副業のかけ算』を読んでみてください。
内容をより深く学ぶことができるようになりますよ。
ご参考になれば幸いです。
追伸
これからも「副業」や「良書」について、私の経験をもとにお話していきます。
この機会に、ぜひフォローしていただけたら幸いです。
(合わせて、ブログ『イツキのアンテナ』もご覧いただけますと幸いです)