工華祭(文化祭)で射的ロボットを作った話
公式SNS
公式Twitter:工華祭5M 対戦型列車戦 (@5mclasskikaku)
公式Instagram:群馬高専工華祭5M 対戦型列車戦 (@nitgc_kokasai5m)
てかあんた誰?
本企画で技術責任者をやっていた人です.全体統括は他の人に頼みましたw(私に人望はない)
本記事では,次回につなげる目的として,反省をメインに書いていきます.
企画概要
横移動する 装甲列車ロボット(以下,走行列車) で撃ち合い, 相手の HP を削っていくバトルゲームです. 装甲列車の全長は 300mm ほどで, 向き合うように置かれており, コントローラで操縦します. 装甲列車側面には的がついており,相手の的に弾を当てることで, HP を削ります. HP がなくなる ,あるいはタイムアップによりゲームが終了し, 終了時の HP が高い方が勝利となります.
作ったものの動作映像は,下にリンク貼ります.
その他制作過程も,SNSで発信してましたので,もしよろしければご覧ください.
ロボコンの知識,仲間を結集して,最強の文化祭企画を作りました.
詳細
メンバー
5年機械工学科として企画を行い,製作は主に高専ロボコンで同じチームだったメンバーで行いました.
お互いの技術レベルや,期待した成果が返ってくるタスクの依頼方法を知っているので,すごくやりやすかったです.例えば,このくらいの無茶振りをしても彼ならなんとかやってくれるだろう,どうせ遅刻してくるからそれを見越した作業工程でやろうなどです.
つくったもの
機械面は,つよつよのメカ屋が1モーターで装填とトリガーを両方できる機構を作ってくれました.また,ミリオタに頼んで実在する戦車ベースの外装を作ってもらいました.
回路面は,これまたつよつよの回路屋が信頼性の高い回路を作ってくれました.「あれ,死んだ??」と思ったらだいたい制御のミスということに…
.ごめんなさい!!
制御面は,かすな制御屋(私)が可読性皆無,拡張性皆無なプログラムを作ってしまいました.まぁあとに残すものじゃないからいいっちゃいいんですけど.でもデバッグやパラメータ調整がやりにくかったせいで,進捗が遅れたので,謝罪します.ごめんなさい!!
開発スケジュール
だいたい以下のようなスケジュールでやりました.ま,だいたい遅れるよね.納期は1.5-2倍設けておくこと!
反省ポイント
はい,本題である反省点の列挙です.色々やらかしました.次回のために,全部列挙しておきます.次企画やるときは,必ずここを見返すんだぞ,未来の私!.
スケジュール面
ギリギリアウト(初日1~2時間はあまり動かず)な完成ペースになってしまった
順調にいく想定のスケジュールを立ててしまった
伝えられた期日をもとに,他の人に期日を伝えるという仕組みができていなかった(「コントローラ〇日までに仕上げて」「じゃあ×日までに丸棒仕上げて」というやり取りがきちんとできていなかった)
企画設計面
弾の装填に時間がかかるため,回転率が低く,利益率の低い企画となってしまった
価格設定を誤った(300→400円くらいにしても問題なかったと思われる)
製作面
タスクの優先順位を共有できていなかった
Discordの反応が遅かった
[機械] プリンタ部品が雑魚く,合成が足らなかった結果,動作の安定性に難があった
[回路] 印字ミスが多発した
[制御] 可読性,拡張性,パラメータ調整性が皆無なプログラムが出来上がった(クラス設計がガバで,入力部/演算部/出力部の切り分けが不適切だった)
[制御] 回路のテストプログラムを用意していなかったので,回路バグの発見が遅れた
クラス向け運営面
情報の周知が遅れた
技術に全振りした企画となり,クラスの人をあまり巻き込めなかった
弾の装填が大変&他企画で忙しい人が多く,シフトが過酷労働になった
もう一人の企画代表と,どっちがクラス周知をやるかという責任分担ができていなかった
お客さん向け運営面
待ち時間が透明化されていなかった
感想をあまり聞けていない