点の記

三角点てなんぞ?

とふと思う

調べるうちにいつの間にか剣岳点の記を見ていた(U-NEXTなら無料期間使って見られるぞ!)

今度から三角点を見たら敬礼一つ,すべきかもしれない.少なくとも私は出来るだけその存在に目を向けて決して足で踏むことのないようにしたいと思った.

「小島さん一つ教えてもらっていいですか?」
「ええ」
「小島さんはなんで山に登るんですか?」
「柴崎さんはどうしてなんですか?」

「お手紙を拝読し,私も改めて地図を作るということがどいうことか考えてみました
人は誰もが
産まれた場所
生きている場所が
ニッポンの中で
或いは世界の中で
どんな所に位置しているのか知りたいのではないでしょうか
それは自分自身が何者であるのかを知ることにつながるからです
地図とは国家のためではなく
そこに生きている人たちのために必要とされているのではないでしょうか

人がどう評価しようとも
何をしたかではなく何のためにそれをしたかが大事です

悔いなくやり遂げることが大切だと思います
お互いにこれからも走り続けましょう」

私は人が好きだ.人の考えていることを知りたい.そして日本という国が好きだし山が好きで,できるだけ日本の神様のことを大事に思いたい.
人は知らず,自分は何者であるかを知りたがるものなのでしょう.
だから名前が好きだし,それは人の名前だけではなく土地,山,神々ありとあらゆるすべてのものの名前が,そしてその由来を知りたいと思う.
そこには必ず思いと呪いがあって,そうしてようやく現世に存在できるのだから.
そうした人間の思い込みみたいなものを恐らく富樫先生は「文系」と言ったのだと思う.

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