OMORI展(『THE ART OF OMORI』)に行ってみた。(⚠️spoiler、⚠️ネタバレあり)
ロサンゼルスに着いた一週間後、待望のオモリ展に参りました。
(バカすぎて金曜から日曜のRSVP予約を取り忘れたから、一般参加の最初日(現地時間8/9の火曜)にいくことになった。そのせいでOkamoto Kitchenのコラボも行けなかった……)
当日、ロサンゼルス一番見慣れている快晴。さすがに一般入場の最初日、行列になって賑わっている。
長い行列で時間かかりそうと思いきや、意外とスムーズに入った。
会場に入ると、とりあえずそのボリュームに圧倒された。
事前に会場の情報を調べて、過去の展示の様子を見て、ひょっとしてそんなに大きくない展覧じゃないかなって心配していた。
実際に行ったら、そんな心配が不要だったことが判明した。
と に か く ボ リ ュ ー ミ ー が え ぐ い 。
ご覧の通り、展示が一階、二階(中二階)に分けられている。一階は通常の手書き原稿、カレンダープロジェクトの版画、等身大パネルの展示。
上の写真の右側はリアル世界の展示、左側はヘドスぺの展示。
中二階はネタバレエリア。
非公開の原稿や、構想段階の落書き。とにかく並の人間ではとても耐え切れられない情報量。
アートブックが全部収録してくれたらいいなっていう気持ちでみている。
っていうか、会場全体を買い占めたい。
一階の展示ある程度に見て終わったら、
いよいよ中二階のネタバレエリアに突入。
念のためネタバレ防止バリア張っておく。
⚠️spoiler⚠️ネタバレ⚠️spoiler⚠️ネタバレ⚠️spoiler⚠️ネタバレ
⚠️spoiler⚠️ネタバレ⚠️spoiler⚠️ネタバレ⚠️spoiler⚠️ネタバレ
⚠️spoiler⚠️ネタバレ⚠️spoiler⚠️ネタバレ⚠️spoiler⚠️ネタバレ
中二階にいくのに、階段がどうしても必要。
階段といえば、「あの階段」でしょう。
もちろん期待の通り、階段がちゃんと仕事している。
まず登って目に映ってくるのは、「木」である。
胸が一気にぎゅっと締め付けられる。当初プレイした時に感じた動悸が蘇ってくるような気がする。
展示のシークエンスに脱帽するしかない。
壁に一面の「真実」に関する原稿。バックステージでサニーくんが取り戻した記憶の断片が奥のプロジェクターで流されている。
そして、天窓を利用して……
展示のクライマックスはここにある。
中二階から降りてきて、ゲームクリアした人ならわかるだろう、階段の先に何かが待ち受けていること。
とにかく、動悸が止まらなかった。
展覧会を見てこんな気持ちになるなんていつぶりなんだろう。
最後に、会場の出口の右に展示している鏡でこの展覧会を締めくくる。
カリフォルニアの乾燥しすぎた空気を吸いながら、なぜOMORIという作品がこの世に生まれてくるのかについて、少し新しい捉え方ができたような気がする。
少なくともここ数日ロサンゼルスの街並みを見て、ご当地のグルメを楽しみながら、サニーくんたちがどんな環境に生きているかをより立体的に想像できることは、筆者が得たもっとも大切なことに違いない。
以上では、とりあえず当時展覧会で感じたことを書き留めました。
著作権の配慮で、一部の展示物、また原稿の細部を出せないけど、少しでも会場の雰囲気を伝わったらいいなと思います。
果たしてどれくらい伝わったのかすら怪しいこの文章、
ここまで読んでくれてありがとうございました。
最後に、自分用の会場配置図を付けておきます。参考になれば幸いです。
追伸:
会場に入った時点で、服系のグッズはほぼ売り切れになってしまった。会場限定のTシャツを断念せざるを得なかった…
カレンダープロジェクトのジークレー版画に関しては、また別の機会に……
それでは、また。