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【食材の下処理】あさり
あさりの下処理を、ご紹介します。
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(Vongole)
※ 今後、レシピ集で、何度も活用する記事となります。
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【 あさりの砂出しをしましょう! 】
あさりを食べた時に、ジャリッと、砂が残っていると嫌ですよね。
産地や、店頭に並ぶまでの扱い方、そして、個体差もあるので、
どんなに処理をしても、いくつか、砂が残ってしまう場合もありますが、
出来るだけ、下処理をすることをお勧めします。
砂出し処理済みのあさりでも、お家で、砂出しをすると良いでしょう。
1)使用する前日の処理
あさりを購入したら、塩水につけて、半日置き、砂出しをする。
【用意するもの】
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あさり (殻が割れていたりしたら、取り除きます)
粗塩 (あさりに対して、1%)
水 (あさりが、8割ぐらい被るぐらいの量)
保存容器
網 (無くてもOK。あれば、是非お使いください)
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網を敷くのは、あさりを、保存容器の底から、浮かせておくためです。
吐いた砂が、下に落ち、再度、あさりが砂を吸うのを防げます。
百円均一のお店でも売られています。
網を敷かない場合は、吐いた砂を、再び取り込まないように
あさりを洗う時など、扱いに気をつけましょう。
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保存容器に、1cm程の水、粗塩(あさりに対して1%)を入れて、
混ぜて溶かす。
網を下に敷いて、あさりを並べる。
水の量を調整する。(あさりが、8割ぐらい被るぐらいまで追加する)
保存容器に、蓋をして、冷蔵庫で、一晩寝かす。
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より砂を吐き出しやすくするためには、2つポイントがあります。
ポイント ➀
あさり同士が重ならないように、広げること
重なっていると、下にいるあさりが、砂を吐き出しにくくなります。
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ポイント ②
あさりの頭が、少し出る位の水の量(8割ぐらい)に浸ける
たっぷりの水に浸けてしまうと、逆に、砂を吐かなくなります。
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2)使用する当日
➀ 冷蔵庫で、砂出し後、あさりを、ザルに取る。
水から引き上げた状態で、さらに1~2時間、冷蔵庫で入れて、
最後の砂を吐かせる。
ホイルで、蓋をして、暗くすると良い。
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(ザルの下に、細かい砂が落ちています)
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水に浸かっていない状態は、ストレスで最後の砂を吐くと言われています。
また、暗い方が、よく吐くので、ホイルで蓋をし、冷蔵庫に入れましょう。
② 使う時に、流水で、殻と殻を擦り合わせるようにして、
表面の汚れと、ほこり、砂を洗い流す。
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ポイント
水洗い後、ざっと、水ごとザルに流して上げると、
せっかく取れた汚れが、再び、あさりの上に、のってしまうので、
手で、あさりを引き上げて移しましょう。
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汚れた水は、流して、再び、流水で、あさりを洗う。
ボールの水が、きれいになれば、OK。
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これで、あさりの準備が出来ました。
様々な料理に、使いましょう!
【冷凍する場合】
あさりは、冷凍できます。
もちろん、購入後すぐ使うほうが新鮮で良いのですが、量が多く、
使い切れない場合は、上記、下処理をし、すぐ調理に使えるようにして、
冷凍しましょう。
使用する時は、解凍せずに、冷凍のまま、調理します。
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冷凍したあさりは、仮死状態と思ってもらえると良いです。
冷凍のまま、調理しても、ちゃんと、口を開きます。
もちろん、冷凍する前に、死んでいたあさりは、口を開きません。
これは、冷凍する、しないに限らず、
調理してからでないと分からないので、仕方なしです。
あさりは、海の香り、旨みたっぷり、見た目も、お料理を華やかにします。
しっかり下処理をして、美味しくあさりを食べましょう。
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