全く英語が喋れない状態の中一人で国際交流パーティーに行った話
これは約1年半前の出来事。
当時英語に興味を持ち始めた私は、時間がある時などに英語を勉強するにあたって買った日常会話フレーズ集などを覚える日々を送っていた。
そして色々調べてみるとどうやら外国人の友達を作るのが言語取得するのに良い方法だと知った。英語の勉強を始めたばかりなのにも関わらず参加する事を決めた。
なぜ私が全く喋れないのに参加する事が出来たのか。
実は『なんだかんだ日本にいる外国人って大半は日本が好きって事だから日本語で会話してきれるでしょ』となんともうずうずしい甘っちょろい事を考えていたからです。
そして家から1時間30分ほどかけて、東京で行われていた、レストランを貸し切って行われている100人規模のイベントに向かった。
そして駅から地図を見ながら歩いているとそれらしき場所が…！！人が列になって並んでいた。どうやら皆このイベントの参加者らしい。
私も一緒になって並んでいると前の並んでる人に話しかけてきた女の人がいた。その人は見た目は日本人だったけど英語ペラペラだった。
そしてその場にいる人たち皆んな英語で喋ってる事に気づいた。
(え、嘘でしょ。どうしよう。私とんでもない所に来ちゃった。帰りたい。今すぐ帰りたい…！！！)
でも、ここまで時間をかけて来てしまったから何もしないでは帰れない！！と思ったので本当に苦しくなったら帰ろうと考えとりあえず参加する事にした。
そしてこういった場が初めてだった私は身動きが取れず困っていたので近くにいた日本人らしき男性(年齢は同い年くらい)に話かけて助けを求めた。
そしたら私が運が良く、その人はとても優しい人で快く一緒に回ることを引き受けてくれた。
さらにその男性は日本人ではなく韓国人だったが日本語は日本人と変わらないほど流暢で英語も同じくペラペラだった。そしてさらに彼はよくこういったイベントに参加しているようで慣れた様子だった。
私は本当にその男性に救われた。そして次々と色んな方が喋りかけてくれて場は盛り上がり楽しい時間を過ごせた。
そして自分の英語を始めてアウトプットしたのもこの時で、最初”where do you live?”と聞かれただけで頭がぐるぐるになってしまい、なんとか『アイ リブ カナガワ。ノー トーキョー。』と答える事ができた。もちろん発音もザ・カタカナ英語って感じで。
その後、”why do you study English?”と聞かれたが当時の私にそれを回答する事はとても難しい事だった。『え、why? えーと、えーと。(言いたいことはあるけど英語にできない！)』という感じで早くもギブアップ。
でも幸い、その周りにいた人達が本当に優しい方々で。間違えてもいいんだよ、ゆっくり話していいよ、私たちもゆっくり話すからって。
そしてさらにその場にいた日本人の方からはいくつか英語を勉強する上でのアドバイスも貰った。
やっぱり勇気を出して参加してよかった。
こんな素敵な人たちとも出会えたし、今の自分のレベルも把握できたし(絶望的だが)。
そのイベントで心が折れて英語勉強をやめる。というよりむしろ火が付いてしまったようで、次の日からは単語帳、文法本など教材を買い揃え、人が変わったかのように毎日勉強を続けた。
やればやるほど勉強が楽しくなり、面白く感じるようになっていた。さらには他の国の文化などにも興味を持つようになり、海外旅行に行くようにもなった。
こうして今の私があるわけだ。
勉強を習慣化させてしまった私はもう抜け出せない。少しでもサボると不安になってしまう、なにか罪悪感を感じてしまう。
そして海外旅行は
2019年3月
・タイ・ロサンゼルス・バリ島
にそれぞれ1週間ほど行き、
その年の
2019年8月
・フィリピン
に1ヶ月語学学校に行った。
この3月の旅行では、友達と行ったというのもあり、あまり英語を喋る機会がなかったが喋る時があればその前に翻訳アプリを使って確認してから英語を喋るというレベルだった。
だがこの3月から8月にかけては、以前より勉強時間を増やし、さらに5月からオンライン英会話を始めた。正直、大学受験時代より勉強していたような気もする。
そして迎えたフィリピン短期留学。
もちろん一人で参加。
ここで始めて勉強の成果をとても実感する事ができた。
この話も始めると長くなりそうなのでそれはまた別の機会に話します。
そんな感じで、初めて一人で国際交流パーティーに参加した経験は私を変えるキッカケになったと私は思う。だから何事もチャレンジする事は本当に大事だなと実感した。
迷ってるならあれこれ考えずまずは行動しろってこの事だな、と。
こんな長くなるはずじゃなかったんだけどな。
最後まで読んでくださった方がいれば、ありがとうございます…。
Riho
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