劇団☆A・P・B-Tokyo 寺山修司作「地球空洞説」本日2日、pm1時、6時、明日pm1時公演まだ購入可能です。
https://www.apbtokyo.com/ ← こちらから予約できます。
客席500人超の大劇場の2分の1の座席、スペクタクルな演劇空間を楽しめます。いつもの劇団☆A・P・B-Tokyoとはちょっと違ったスケールで2時間半(休憩あり)が楽しめます。
主宰の浅野伸幸の吐露を引用します。
2020年劇団☆A・P・B-Tokyo結成20周年を迎え、「anniversary performance」をと考えていた矢先に、新型コロナウイルス感染防止によってすべての公演は中止になりました。
演劇とはなんと儚いものか…
何より国や東京都から名指しで、
「劇場は閉鎖しろ」「人が集まるな、人を集めるな」という勧告。
この劇団は熱意を一番大切にしている。
唾を飛ばし、汗を流し、涙を流す。誠心誠意、魂を込めて。
しかし、それを「やるな」と告げられてしまった。
それらを踏まえて、それらに逆らってまで演劇をやることの無様さ。
希望的観測や理想倫理など全く通用しなかったのだ。
行き場をなくした・・・向こう3年は舞台など無理だなと覚悟を決めた。
応援してくださっている方々から「あきらめるな」と励ましの言葉を沢山いただいた。
うん、わかっている。あきらめるつもりはないよね。でもね、でも・・・
これまで走り続けて世界の時間が止まったことは事実だった。
物事は、時間が解決してくれるって、誰かが言った言葉が浮かぶ。
見ていた景色が、思考が、変化していることに気づきはじめたのは2020年の終わりころだった。
劇団を20年もやっていると色んな人から「すごいね~」「がんばってるね~」とか声を聞く。
世界が変わる前自分でも自負していたのだろうか。少しは、誇らしげに考えていたのかもしれない。だが、過去に積みあげたものは、一瞬で奪いされれ、簡単にリセットされることに気づいた。
・・・そう・・・リセット、なのだ。
大いなる未知に向かってA・P・B-Tokyoの翼を広げようと、と。
新たなる世界で走りだそうと。
「地球空洞説」・・・今のこの時代にピッタリな作品だ。
いつもA・P・B-Tokyoにとっての新作を上演するときは
壮大な作品のテーマを前に、頭が痛くなるほど試行錯誤を繰り返すものだ。
今回もこうして観客席の皆様のまえで上演するに至るまで、
いろんな遠回りもしてきましたが、2年ぶりの復活公演A・P・B-Tokyoらしい作品になったと思います。
主宰 浅野伸幸
写真集地球行動説 撮影横木安良夫 発売しています。詳細は下記を。
公演会場にても販売しています。
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