見出し画像

2021年1月新大久保界隈 InternationalesFlair 息吹き。Breathe in the Air BY TERUYO FUKUMOTO

本日午後5時より、72時間(15日pm5時まで)
誰でも無料でごらんになれます。なかなかの傑作です。 全157ページ

FUKUMOTO は、写真をはじめて20年。初期はフィルムを使い、さまざまなWorkshopに通っていた。銀塩時代の写真を見ると、構図も丁寧で、基本通りの真面目な写真を撮っていた。
本格的にデジタルを使い始めて10年。旅行が好きで世界中を撮っていた。
今はかつての撮り方とは違う、スナップショットとスナップポートレイトだ。

画像1

画像2

画像3


今回は、緊急事態宣言中、ステイホームから脱出(自分の身の回りの拡大する行為)して、アジアの若者が集まってくる、異界、小雨の新大久保を撮っている。それはCRPの撮影会と、(後日10数名の参加したCRP写真集も出版されます)僕とロケハンした別日の2日間の写真で構成されている。
彼女の得意な撮影法は、だれにでも声をかけて写真を撮ることだ。当然のようにほぼ100%撮らせてくれる。そしてキャンデッドフォト。
それは街をぶらぶらとRamblerしながらの撮影。
写真はいろいろな撮り方がある。それぞれ意味のある手法だ。
僕よりも7つも年上の彼女が喜々として撮影する姿を見ると、カメラを持って写真を撮るということは、
単に町を記録するのではなく、撮影者本人が、それがどんな世界でも、例えプラスやマイナスが混在していても、実在世界として受け入れる、そんなおおらかな気持ちが、シャッターを切るたびに増幅しているの、と納得する。
(実はこの写真集には、付かず離れず一緒に歩いた僕の後姿が7カットも映り込んでいます。

画像4

画像5

全157ページ、紙の写真集だったら大作だけれど、電子版だとすらすらと見ることができる。一枚の傑作写真は結果であって、スナップ写真は、撮影中、感度いっぱいにセンサーのようになって、素直に(もちろんちょっと斜にかまえるのもいい)シャッターを切ることを僕は勧めている。そしてリラックスしていると運が良ければ、いろんな偶然が入り込んで、素敵な写真が撮れることもある。

画像6

画像7

画像8

一枚の傑作を撮るより、自分が撮影中経験していることといった、時間と空間のゾーンで捉えるのが、ぶらぶらRamblerのこつだ。
今回は家のまわりのぶらぶらRamblerではないが、自分が行動したことの「身の回り」が写真に、写る。
メディアを通した目で世界を見るのではなく、カメラを持っているのなら、「自分の周辺」を拡大して、自分の目で見て、シャッターを切ることが、大切だと僕は思っている。
FUKUMOTOさんは、その実践者ということになる。
 家の周りだけじゃなく、自分の周りをじゃんじゃん拡大してぶらぶらRamblerする。そして、一枚の傑作を狙うより、写真群で表現をする。
そんなぶらぶらRambler募集中です。

RamblerCRP申込サイト


もしよろしければ  応援サポートお願いします。