写真集CRP TOKYO JAPAN 撮影会+写真集 50回記念 9月30日~10月4日pm4:59まで¥0で、ご覧になれます。
kindle価格¥0を確かめて、注文を確定してください。10月4日pm5時より¥500となります。
写真はうまい下手ではありません。特にスナップは、うまく撮るより自分なりの「鍵」を見つけることだと思ってます。見つかるときもあるし、見つからない時もある。リラックスして楽しみましょう。
今回もそれぞれ30点。ひとつの場所を一緒に撮る。ひとりで撮るのとは違う醍醐味と発見があります。誰でも参加できます。
閲覧はKindle 無料アプリかパソコンの場合は
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東京都 秋川渓谷 界隈
東京都は、西と南に長く伸びている。南は伊豆諸島から小笠原諸島までもが東京都だ。都心から約1000キロも連なっている。
西は、常識的だ。まず八王子の先に標高599mの高尾山がある。小学校の遠足だったか、大人になっては撮影で数度登っている。今回の秋川渓谷はその北西にあるが、都心から電車で1時間の距離だ。遠い距離ではない。そこから北東20キロ、東京を一望できるという御岳山の先が奥多摩だ。奥多摩は、多摩川の源流を小河内ダムでせき止めて、電力と渇水時の水源として存在している。建設時に作られた工事用トンネルがいくつも残っていて、そこもいくどか撮影で訪れている。僕にとっては秋川渓谷も奥多摩も、飯能の先にある埼玉県名栗村も、東京の西のはずれと位置づけていた。ちなみに名栗村は高校の時、ブラスバンドの夏の合宿で毎年訪れていた。
実は秋川渓谷は今まで一度も訪れたことがなかった。
いやまてよ、前妻との娘と、同学年の友人の息子と、4,5歳だったろうか、誘われて一緒にキャンプに参加したことがあった。たしかあれが秋川渓谷だったような。その時撮ったスナップを友人にあげるのを忘れていた。何十年かしてそのカラープリントを見つけた時、友人の息子は、幼い頃からの難病で二十歳まえになくなっていた。彼ら家族の格闘は通夜のときに初めて知った。一流企業に努め、3人の息子に恵まれ、葉山の丘にモダンな新居を建て、僕から見ればどこから見ても幸福そのものに見えた彼らが、そのような境遇と戦っていたとは知らなかった。
この日、秋川渓谷にはクルマで向かった。集合は武蔵五日市駅。3台のクルマが集結し電車で来た参加者は分乗した。素晴らしい天気だった。駅前を軽く撮影して、大和田グラウンドにクルマを停め大和田橋周辺の河川敷で撮影。その後クルマで廣徳寺に行く。
昼、弁当を予約していた黒茶屋に向かい川を眺めながら昼食。その後その河川敷で撮影する。夕方、瀬音の湯に向かい、周辺で撮影。希望者は温泉に浸かった。
今回のCRP撮影会の参加者は、11名。うち3名の女性が初参加。毎回自由に撮影しているが、その場所を紹介、記録するために撮っているわけではない。
観光地でも、ありふれた家の周りでも同じように、自分の興味で撮影する。
いつものことだけれど、スナップの中に参加者が登場する。たいていはスナップの一部として写っているのだが、今回は真正面から撮った物も多い。楽屋落ちのように見えて、スナップとしての距離感がきちんと存在していて面白い。スナップもポートレイトも、その日、カメラのレンズの前に、「かつて、そこにあった」が写っているので当然とも言える。
自由な撮影会。月一度開催されているので是非参加してください。
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