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鵜川真由子個展「海辺のカノン」 2025/1/7㈫-1/25㈰ Open 12時 1月11日㈯pm1時より、ギャラリートーク 鵜川真由子x横木安良夫 ふげん社
Open 火~金 12-19時 土日 12-18時 月曜休廊
1月11日pm1 時より、鵜川さんとギャラリートークをすることになりました。2時~3時半。トーク終了からレセプション。参加費¥1000
↑さて、いったい僕と彼女はどういう関係?。キーワードは茅ヶ崎です。
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現在、茅ヶ崎に在住しその周辺を撮影している鵜川真由子さん。僕とのつながりは、彼女がCanonのTV番組に出演していた10年ぐらい前、彼女はアート表現だけではなく、広告の仕事もしていたことでも共通点があり、気になっていた。年齢は離れているが僕の写真展には必ず来てくれる。CRP写真集でニューヨークの作品がある。
今回はコロナ中に住み始めた茅ヶ崎がテーマだそうだ。テーマといっても、住むことで発見したさまざまな、まるでカノンのように押し寄せてくる、波や雲やビンや缶を自然体で撮影している。
僕にとって茅ヶ崎は、大学時代のガールフレンドが住んでいた場所。茅ヶ崎といえばサザンオールスターズの前の時代の、茅ヶ崎は、加山雄三と上原謙の街だった。
湘南海岸に沿った134号線の風景に、ひときわ聳えるビル。
それが彼らが経営している、茅ヶ崎パシフィックホテルだ。
ポツンと聳えるそのビルは、1965年に完成し、レストランやプール、ボーリング場と特別なリゾート施設だった。広大な駐車場は無料。
公共交通の便が悪いので、地元の人と、車で来れる人たちのリッチなエリアだ。真夏の江の島や鎌倉のイモ洗いのような混雑から比べると別世界だった。
学園紛争が終わった1969年、演劇学科の彼女ができ、彼女が茅ヶ崎から通っていたので以後、僕は湘南海岸に入り浸った。駅から海岸道路まで歩いて、左に上原謙の大邸宅があった。そこに加山雄三も住んでいた。
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1975年、篠山紀信さんのアシスタントを経て独立し、フリーランスのカメラマンとなった。1976年、流行通信のはじめての仕事、ロケ場所はよく知っている茅ヶ崎に決めた。そのなかの一枚。
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予定お知らせ!
★2025年5月26日~6月14日まで、赤坂Bar山崎文庫にて、横木安良夫x鵜川真由子の、「茅ヶ崎」をテーマとして二人写真展を開催します。
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