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沢田研二x早川タケジ 写真集発売予約中 256pagex2 ¥25000+税  発売中     

 

https://www.slogan.co.jp/julie-takeji/
早川タケジの衣装、アート・ディレクションによる“ジュリー”刊行決定。
沢田研二 x 早川タケジ、半世紀に亘る歴史をここに集成。

ジュリーの樹里 / TOKIO / 勝手にしやがれ / サムライ / 追憶 / 恋のバッド・チューニング / ス・ト・リ・ッ・パ・ー / 晴れのちBLUE BOY / 女たちよ / MIS CAST / Le KIMONO / ジュリー祭り/ 70 YEARS LIVE / ソロ活動50周年ライブetc…

2冊組: 「JULIE × TAKEJI」「INSIDE TAKEJI」(各256ページ)
アートカード集「Homage to JULIE – 沢田研二に捧ぐ」付
箱入り

SLOGAN SHOP https://slogan.theshop.jp/items/6318434

沢田研二x早川タケジ 豪華写真集 発売決定!
B4変形 2冊組 500page  ¥25000 税別
沢田研二と、天才 早川タケジが組んだあの時代の写真の集大成写真集。

紙の出版部物壊滅のこの時代、ある意味時代に逆行した写真集が発売される。今、なぜか、週刊文春で、短期集中連載といいながら、
まだまだ続いているノンフィクション作家の島﨑今日子による
「ジュリーがいた」の不定期連載が続いてるが、そんな沢田研二がエッジだった時代、

イラストレーターだった早川タケジが、衣装から、グラフィック、アートディレクションまで担当した。

横木安良夫写真展”JULIE”

フリーになり2,3年目、ぼくは男性誌のグラビア写真からファッション写真にシフトしていた。
山口小夜子のカレンダーを撮ってからは、ファッションと広告の仕事が増えた。
そんな時、早川タケジから声がかかった。
当時、渋谷から原宿に向かう途中にあった太陽マンションのフロアは、アトリエは衣装や絵でいっぱいだった。
彼のコンテを見せられて、どう写真に撮るか想像できなかった。
コンテではなく、イラストだったからだ。
写真とイラストは対極にある。
写真は現実に規定され、自在ではない。
こんなふうに写真には撮れないよと。
最初の仕事は、宇宙戦艦ヤマトのシングルジャケットだと思う。
そのほかにパンフレット用の写真。若かった僕は突っ張った。
僕は、いつものライティング、いつもの自分のスタイルでシンプルに撮った。
沢田さんは、ハヤカワ君のイラストのポーズでまず座る。そこから動いてゆく。まだその時、沢田さんは痩せていた。どんな角度で撮っても、まぎれもなくスター沢田研二だった。細かく言えば10カット以上撮った。
今六本木ヒルズの場所にあった六本木スタジオ、地下の、真っ黒の壁のブラックスタジオだ。僕は、僕の撮影スタイルを崩すことはなかった。
早川タケジのイラストとは違う世界を撮った。

あるとき、何十枚ものイラストを見せられた。原色の、イラストレーションでしか表現できない世界だ。
今回は、この感じを出してほしいと。そんな。無理だよ。
これはイラストだからできること。
僕は、写真のライティングの基本を捨てた。
ストロボはすべて、グリッドにして10台以上スポットライトにした。
それぞれに、赤やグリーンのゼラチンをつける。
タングステンのスポット、2Kや5K。それも10灯以上。
いつもの、フラットな光ではなく、
画面全体を、スポットライトで照らし繋げた。

天竜の酒の広告に使われた

一番上の、右の、電気椅子みたいのに座っているのは、たしか恋のバッドチューニングのために撮影した。ジャケットは、⇩すぐ下の、ピンクバックの横顔。背景はストロボでピンクのゼラチン、右側からストロボにグリッドをつけてスポット状に顔を照らす。頭に編み込んであるのは、グラスファイバー。赤と青のレーザーをぐら図ファイバーの先に入れると発光し、先端や中ーブの途中で光る。

これは、今の六本木ヒルズのところにあった六本木スタジオ。

このスタジオは有名で、面倒な撮影の時によく使った。
レーザー光線を使う撮影だったのだけれど、スタジオに着くと入り口に大型の電源車が止まってエンジンをかけぱなしにしている。何の撮影かと思ったらなんてことはない、1スタを使う、僕らの撮影だった。それというもの当時、レーザーの赤は低出力で危険もなく、目に入っても問題ないとのこと。ところが青いレーザーは危険で、目に入ると失明する。色は白く写っているが、目のこころだけ、マスキングして当てている。電源車は青のレーザーのためだった。青く写っているのもあるが、これは背景のライトに赤のゼラチンをつけているので青があまりでなかった。よく見ればわかるが、沢田さんは目を閉じ、なおかつレーザーがあたらないようにしている。

この豪華写真集、表紙周りや、3分の1ぐらいは僕が撮った写真だ。
高価な写真集ですけれど、時代や、ファッション、あの時代にここまでやった歌手と芸術家世界にいないと思います。

6月30日発売 予約受付中です

買うことはできなくても、発売された是非ご覧になったください。インスパイヤ―されます。簡単に、僕は早川タケジを天才と呼びましたが、彼は天才だと僕は思ってます。大きな影響を受けました。

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