18歳から26歳まで、写真家横木安良夫の記録。あの日の彼、あの日の彼女1967-1975年
https://www.youtube.com/watch?v=HLotmg2yewk
写真集のYOUTUBE 版
写真集「あの日の彼 あの日の彼女1967-1975」は、1967年、18才、日本大学芸術学部写真学科に入り、写真を本格的に始め、1971年に卒業、1972年1月から篠山紀信氏のアシスタントとなり、1975年8月、26才までの期間に撮影した写真で構成されている。
入学当初は、父親が新聞記者だったこともあり、報道写真家を目指していた。ところが写真集やカメラ雑誌を見ることで、10歳ぐらい年上の若い写真家のムーブメントに影響される。自分がやりたいのは、報道写真ではないことを知る。
実は、アシスタントになる前、1971年の秋に、カメラ毎日、編集者、山岸章二氏に写真を見てもらう。
1972年、カメラ毎日2月号に、「アルバム72」として4ページ掲載。それが写真家としてデビューだが、同年1月から篠山紀信氏のアシスタントになり、作家活動はストップ、
1975年9月にプロのフリーランス写真家として独立する。No.1の写真家に師事したが、約3年8ケ月アシスタントをして独立した時に、明確に自分がなにをしたいのかわからなくなっていた。
プロの写真家となり、ファッションやグラビア系の写真を撮っていたが、1985年自分の写真がなんだかわからなくなり、過去の写真を見直して、スナップ写真で京王プラザにあった、ニコンサロンで写真展を初めて開催する。
2004年デジタル時代になり、過去の写真をまとめようと、写真を見返していた折、プロのデビュー前の写真に、メッセージを感じ、それをまとめることにした。その写真が「あの日の彼 あの日の彼女1967-1975」のこの写真集だ。アートディレクター原耕一氏に依頼して出版された。
写真展は、BRIZギャラリーと、パルコのギャラリー他で開催した。
2022年に、Kindle版を、日本語、英語版、詳しいキャプション、角田光代氏の小説の英訳など、改訂版として出版しました。
ここから先は
ぼくのアサヒカメラ! & カメラ雑誌全般
2020年新型コロナ渦中突然休刊したカメラ雑誌アサヒカメラ。90数年の歴史のなか、僕が最初にかかわったのが1972年。それから断続的に口絵…
もしよろしければ 応援サポートお願いします。