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vol.03!1994年「ベトナムと出会った」はじめて自分のテーマに巡り合った。
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1994年10月 初めてベトナムを訪れる
1994年、小説家矢作俊彦が「ベトナムに行こう」と言った。
ベトナムは、僕の世代にとって特別な国だ。
60年代から70年代にかけて、世界的に反戦運動が活発になる、
スローガンは、「ベトナム反戦」だ。
僕は、ベトナムと言う国の名前を何度叫んだろうか。
100回や200回では効かない。
ただ実際は、僕は、ベトナムの何も知らなかった。
はじめてベトナムを訪れて、憑かれたようにのめり込んだ。
写真家になり、初めてひとつのことに執着した。
その一番の理由が、サイゴンの昼下がりのアオザイの女性を偶然撮ったことだろう。
彼女はいったい誰だろう。会ってみたい。
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このマガジンは、
ノンフィクション「ロバート・キャパ最期の日」の本文と本には載せられなかった写真など、きめ細かく紹介してゆきます。
ロバート・キャパ最期の日
500円
戦争写真家ロバート・キャパは、1954年5月25日、午後3時ごろベトナム北部、紅河デルタの町タイビン郊外のタンネという場所で地雷を踏んで死…
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