見出し画像

CRP ぶらぶらRambler アンソロジー写真集 2021年5月 全464ページ 現在発売中 ¥250

46名参加 464ページ 

Rambler202105コンタクト1000x3743

7月からは、毎月発行します。7月1日から31日の間に撮った写真10点をセレクトしてください。7月中に、ビューイングを4回します。
申し込み、詳細はこうちらから。

https://alaoy4c92.myportfolio.com/

つまらない光景を撮る自由!

今や、史上まれにみる特異な時代として人類の歴史に刻まれるだろう。 もちろん茶番かもしれないが。 インターネットによって、情報のグローバル化は加速し、 そのことで風通しの良い世界になるとの楽観論は、某ウイルスによって拡散閉塞中の大安売り。 「患者」ではなく「物を言わない感染者」が一番の不穏分子であり、お尋ね者だ。 「過去形」のメディアは、来たるべき恐怖のヒステリー。 まるでノストラダムスの大予言のように、このままでは滅亡すると、 ありふれた日常を恫喝する。 こんな時、写真は無力だ。 写真は、ただただ世界を記録するだけ、 ただただ素材や厚化粧を記録するだけの寂しいメディアだ。 写真は、何も言わない。 写真のとなりで、言葉を、思想を、こじつけのように発することはできても、 本来写真は何も語っちゃいない。目の前の、見えるがままだ。 気をつけないと、写真はすぐに「言葉」の奴隷となる。 細心の注意を払って、写真は写真でありたいと願う。 なにより唯一の写真の役割は自由だ。 見る自由。シャッターを切る自由。 日常を撮る自由! 目の前に存在する世界の「全肯定」 だからこそ、屋外にでて写真を撮ろう。 写真を撮ることこそが自由の体現だ。 つまらないものでいい。ありふれたものでいい。 不思議なことに、ありふれたものにレンズを向けただけで、 特別なことに出会うかもしれない。 その瞬間。 いや、ありふれた日常でいいんだ。 カメラをもって外にでるだけで、 世界はカメラの味方だ。

もしよろしければ  応援サポートお願いします。