有料ランキング、葵つかさが3位に入っていた。2017年に日本カメラのために撮った写真。
CRP写真集のランキングは、最近紹介しているが、それは期間限定の、無料ランキングだ。有料ランキングの最新は、今やTOPカメラ雑誌のデジタルカメラマガジンが頑張っているが、ほとんどグラビア写真的、女性写真に選挙されている。そこにひょっこり、僕が撮った葵つかさの写真がランクインしているのを知った。
僕はかつては、完全にグラビアカメラマンだったことがあり、たくさんの女性を撮ってきた。昔だったら女性専科、婦人科だろうか。古い言い方だ。ポジションはグラビアだけれど、広告もファッションも、ベトナムもやっていたので、自分自身、グラビアカメラマンと言われてもそうかな、と思っていた。女性を撮るのは、先生の影響ではなく、僕の写真集「あの日の彼 あの日の彼女1967-1975」を見ればわかるけど、スナップにしては、女性がやたらにでてくる。今は、引退したわけじゃないのに、女性を撮る仕事はこない。もっと撮りたいのに。いつでも撮る準備をしているので、よろしく。
2017年日本カメラのNUDE特集で、本誌表紙と口絵それと別冊をやることになった。写真業界のなかでは、まだNUDEを撮るカメラマンと認知されていた。モデル、かの有名な、葵つかさ。本人はごく普通の子。その普通さがカワイイ。テーマはアパートにした。僕はハウススタジオが好きじゃない。まあ楽だけれど、つまらない。編集者に、誰か、本当に住んでいるアパートで撮りたいと言った。これはグラビア写真をたくさん撮っているときから、そう心掛けている。本誌、表紙、口絵、別冊用に、20ページぶんぐらい撮った。男性誌用ではなく、若い女の日常。特別セクシーには撮っていない。葵つかさはピュアな魅力的な女の子だった。おちついていて陰がある。
あるとき、小学館週刊ポストから、デジタル写真集にしないかと言われた。ので、形になっている。
今や、グラビア写真集は、デジタルが主流になっている。
女の子の写真が、膨大に出版されるのは、日本特有のことらしい。
CRPの写真集も、この有料ランキングの上位に入ってくるとうれしいのだけれど。
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