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子宮筋腫で子宮全摘開腹手術⑥/術後3日目~退院まで

子宮筋腫がかなり大きくなっていることを人間ドッグで指摘され、特に自覚症状はないけれど、今後いろいろ悪影響があるかもしれないということで、子宮全摘手術を受けることになりました。

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術後3日目

もうゆっくりではあるが歩けるし、熱も平熱になってほぼ元気なので、日中は共有スペースへ行ってパソコンを見て過ごした。病棟内にはWi-Fiが飛んでいる。

共有スペースで一人の中高年女性と会い、お話をした。

ざっくばらんな方で、がんを患って、もう数ヶ月入院されているとのことだった。患部の手術をしたけれど、さらにこれから放射線治療を受けるのだという。手術の時の臨死体験のことをお話してくださった。顔色も良くて声も大きくて、とてもお元気そうなのだけど、入院してから一度も帰宅していないとのことだった。

色々お話をした後、私が部屋へ戻るというと、「私はもう少しここでテレビ見ていくわ。またね」ととても優しい笑顔で手を振ってくださった。

戻りかけてからふと、その女性が昨日この場所で私のノーマスクをガン見していた方だと気づいた。

4日目

朝、採血があった。血液検査の結果に問題がなければ、明後日退院となる。

昨日は元気だったのだけど、なぜか今日はふらふらする。昼間もほぼ総室のベッドに横になってウトウトしていた。とても退院は無理だなぁ…と思って過ごした。

ふらつくことをお医者さんに伝えたが、血液検査の結果は貧血などもなかったようなので、原因はわからない。ずっと寝ているから自律神経がなんとかかんとか…とお医者さんは言っていた。

昨日の女性と喋りに共有スペースに行く元気もわかなかった。

5日目

この日は一転、とても元気。今日退院することもできそうな感じだった。
退院前の診察あり。

共有スペースへ行ったが、一昨日の女性はいなかった。

6日目・退院

午前、荷物をまとめて退院。

荷物はお腹に響いて持てなかったので、看護師さんが迎えの家族が来ている場所まで運んでくださった。

退院時は顔見知りの看護師さんがいなかったので、割とさっぱりと病棟を後にした。

入院するのは出産の時以来だったけれど、進化を感じた。

病棟の看護師さんの感じの良さ、献身的な看護と、病院が医療過誤を防ぐためいろいろシステム化されていることに驚いた今回の入院だった。

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はとけん
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