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ビジョントレーニングって??

こんにちは。吉田直樹です。
大阪でビジョントレーニングインストラクターをやってます。
先日、子ども達と一緒に種蒔きをしたコットンが芽を出しました!
嬉しいもんです!(^^)!

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ビジョントレーニングについて

先日、ビジョントレーニングインストラクターとしての投稿を始めて、その際は初回ということでまずは僕自身がインストラクターとして大切にしている事(気持ち)について書かせてもらいました。

そもそも「ビジョントレーニング」って何なん??っと、思われている方もいらっしゃるかと思いますので、今回はビジョントレーニングそのものについて書いていきたいと思います。

どう見えているか?を考えることが大切

ビジョン【vision】
1.将来の構想。展望。また将来を見通す力。洞察力
2.視覚。視力。または視覚による映像
                   引用 goo辞書

「ビジョントレーニング」は多くの人がイメージされる通り、「目」に関するトレーニング、取り組みの事ですが、「ビジョン」という言葉をネットで調べてみると、上のような解説が出てきます。この内、ビジョントレーニングに該当するのは「2」の視覚とか視力の方なのかなぁと思って頂けると思うのですが、「視覚」と「視力」と問われて僕のような日本人が馴染みのあるのは「視力」の方です。

ランドルト環

所謂、上の図ような「〇のどこが欠けているかを見るやつ」です。これはランドルト環視力表というもので、離れた位置からどの大きさまではっきり見えるかという事を計測しています。
日本では、子ども達が小学校に上がる前にチェックする事から始まり、それ以降は毎年の健康診断など、ちょくちょく目にするものです。

ただ、日本で「目」に関する測定やチェックをする機会があるのはこの視力検査のみ(もちろん例外などはありますが)となります。視力はつまりのところ対象物が「しっかり(はっきり)と見えているか?見えていないか?」を確認しているものです。それに対して「視覚」は「どう見えているか?」という事になり、これがとても重要で、その事に対してしっかりと目を向けていこうというのがビジョントレーニングというトレーニングであり、取り組みとなります。

日本ではまだまだ知られていない
欧米では100年以上の歴史があります。

僕たちは、上下・左右・奥行といった3次元の世界で暮らしています。なので、視力のように「よく見える・見えない」だけではなく、距離感を測れたり、動いているものを目で追いかけることができたり、色や形の判別が出来たりといった「どう見えているか?」を無意識の内に機能させています。

この「どう見えているか?」という事には目(眼球)をしっかりと動かす事が出来ているかがとても重要です。目を上下左右に動かす。寄り眼をする。スムーズに目を動かす事が出来ているかを確認する事は、その人が「どう見えているか?」を確認する上でもとても大切な事の一つです。

上述の通り、日本では「はっきりと見えているかどうか」の視力検査のみが行われますが、欧米諸国ではこの「どう見えているか?」という事へのアプローチが既に100年以上前から行われています。
これには、「オプトメトリスト」という専門資格であったり、そもそもの制度が日本にはまだ無いという事が大きい(これにはついてはまた別の機会で説明できればと思います)のですが、「どう見えているか?」という事が重要であるという考えは日本でも確実に広まりつつあります。

目と脳と身体を繋ぐ

目から入ってきた情報(インプット)
  ↓
脳で情報処理
  ↓
身体全体に情報を伝えて必要な行動に移す(アウトプット)

視覚機能のプロセス(インプット~アウトプット)を簡単に説明すると上記のような流れとなります。
インプットやアウトプットには、「いろいろな感覚を整える」「神経回路をしっかりと繋いであげる」事がとても重要となります。
ビジョントレーニングでは、「どう見えているか?」という観点から、その人にとって必要な感覚や神経回路にアプローチすることにより、インプット~アウトプットのプロセスをよりスムーズにしていくものです。

より多くの方にビジョントレーニングを知ってほしい

僕自身、ビジョントレーニングに出会う前は普通の会社員をやっていました。もちろんビジョントレーニングに関係があるような教育とか医療とかそういった分野とも全く無縁の世界にいました。
そんな僕はビジョントレーニングの考え方や理論に触れ、衝撃を受け、衝動的にトレーナーへの道を志し、文字通り人生が変わり今に至ります。

今回の投稿だけでは到底、ビジョントレーニングについて説明し切れてはいませんし、自分の受けた衝撃みたいなものもお伝え出来ていないと思いますがより多くの方にビジョントレーニングを知ってほしいです。
僕自身が衝撃を受けたのは、自分自身の過去の体験と照らし合わせる事が出来たこともありますが、やはり6歳と2歳になる我が子の存在がとても大きかったです。
ビジョントレーニングはもちろんトップレベルで活躍されるアスリートの方にも有効です。それと同時に、これからどんどん成長期を迎えられるお子さんにも必要とされる考え方だと思っています。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)


(おまけ)
冒頭で写真を載せたコットンですが、これは今年の1月にタマキニイメさんに伺った際に、コットンの摘み取り体験があり、そこで種をもらって帰ってきたものです。

タマキニイメ③_Moment


タマキニイメさん、妻が行きたいと行きたいと言っていた織物屋さんでしたがとても楽しい見所いっぱいのお店でした。
コロナが収まったら皆様もぜひ(^^)



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