バンド名「アリウタ」とは
おおぐま座イプシロン星という星があります。
見かけの等級は1.77の2等星。
北斗七星を構成する恒星の一つで、柄の真ん中にあるのがイプシロン星です。
固有名を『アリオト』
語源には諸説あるようですが、アラビア語の『尾』や『黒い馬(もしくは牛)』が転訛したものではないか、と言われているようです。
さて、『アリオト』と聞くと、日本人としては漢字を当てはめて《有音》なんて書いてみたくなりますよね。仏恥義理みたいなノリで。
僕たちがバンドを結成した際、実は違う名前を名乗るはずでした。それが諸々の紆余曲折を経て、再スタートを切る意味でも、バンド名を新しくしようという話が持ち上がります。
そこで提示された条件は
①エゴサしやすい
②短い
③何かほら星とか空とかなんかそういう感じのアレいい気がしね?
というわけで、天文好きの私としては俄然やる気になったものの、天文関係の名前というのは神話や古典から付けられたものが多く、エゴサのしやすさ、という点で問題が有り有り。
そこでアレコレ天体の名前を調べていた結果見つけたのが『アリオト』だったのですが、当然そのままではエゴサがし辛い。
そこで、『オト』を《ウタ》に変えて名付けられたのが我らがバンド
《アリウタ》
だったという訳なのです。
歌が、有る。そこに有る歌。
辛い時も悲しい時も、誰かのそばに寄り添って励ませるような歌を作りたい…………
なんて殊勝な事は微塵も、欠片も、これっぽちも思っちゃいませんが、名もなき歌がここにもあります。
貴方に出会って初めて名を得る小さな歌が。
願わくば沢山の名前を頂戴できますように。
トリオ編成+作詞家の変なロックバンド《アリウタ》をどうぞよろしくお願いいたします。
たま「《アリウタ》ってどうよ?(ドヤァ)」
Kin「…………カリウタ?」
今夜のお相手:たま a.k.a 西住悠玖