厳格で学校のマドンナである生徒会長と付き合ってる事がバレちゃいました...笑

この前俺はずっと好きだった(気になっていた)学校のマドンナで生徒会長の岩本蓮加と付き合う事になった...。

付き合う事になったのはいいのだが、一つ懸念点が...

それは...

学校中の男子にバレる可能性があるという事だ...。

俺が付き合い始める前も、付き合い始めた後も学校中で持て囃されているあの人...。

もし付き合っている事がバレたら学校中の男子からの反感は買いかねない...笑

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今日もそんな彼女であり、生徒会長と2人きりで作業中...。

蓮加:〇〇ぅー...疲れたよー...。

〇〇:俺だって疲れてるよ...。

〇〇:でも、蓮加と一緒だから頑張れてる。

蓮加:えっ...！？

〇〇:だから一緒に頑張ろ...？

蓮加:もうちょっと褒めたりしてくれないと元気出ない...。

〇〇:そんなに俺のことが好きなの？笑

〇〇:かわいいねー笑

蓮加:良いから褒めて！！

〇〇:分かったよ...。

〇〇いつも頑張って偉いよ...？今日も後ちょっとだから...一緒に頑張ろ？後...

〇〇:俺も大好きだからね...?//

蓮加:別に私大好きなんて言ってないし...///

蓮加:でも頑張る...///

その後それまで以上に仕事への熱が入り、気づけば終わり...。

仕事が終わった後2人きりでの話に花が咲く...。

蓮加:そういえばさ...？

〇〇:どうした...？

蓮加:まだ誰にも私たちが付き合ってることってバレてないよね...？

何故か不満げな顔をする蓮加...。

〇〇:うん...。

蓮加:私は〇〇と付き合ってるムードを全開で学校生活を送りたい。

〇〇:なんで...！？

蓮加:正直に言うと私って沢山の人から告白されるの...。

〇〇:うん。

蓮加:告白され続けるのって正直めんどくさいと言うか...

蓮加:振るのにも割と勇気いると言うか、相手の事を気遣わないといけないからキツくて...。

蓮加:でも、〇〇と付き合ってるってムードを出せばそれもなくなるかなって思って...。

〇〇:俺は今は反対したい...。

蓮加:何で...？

〇〇:さっき蓮加が自分で言ったように、蓮加って男子からものすごくモテてて、告白する人も多いわけでしょ...？

蓮加:うん...。

〇〇:今まで蓮加に振られた人が多い中で、俺が付き合ってるところを自慢げに見せてたら、俺の友達どころか、学校中の男子から目つけられてまともな学校生活が送れなくなっちゃうからさ...。

〇〇:俺は出来ればそういうムードは出したくないかな...。

蓮加:そっか...。

自分にしか見せないぶりっ子のような仕草をし始める...。

この仕草をする時は自分の要求を聞いて欲しいというサインだということも最近わかってきた。

〇〇:うーん...。

〇〇:じゃあ一つ聞きたいことがあって、付き合ってるムードを出すって具体的にはどういうこと...？

蓮加:今まで通り休み時間に〇〇の教室に毎回行って話するとか...！！

少しニヤけながらそう答える。

〇〇:なら...

〇〇:毎回休み時間に話しかけにきてくれるのはいいけど...

〇〇:俺は敬語で喋る。

〇〇:そうすれば仲は良さそうだけど、付き合ってるかは分からないみたいな印象を与えやすいかなって思ってるんだけどどう...？

〇〇:要するに、今まで通りにすればいいと思う。

蓮加:それいいねー！！賛成！！

〇〇:じゃあ今度からそうしよっか。

蓮加:うん！！

今後の方針を決め、今日は帰る事になった...。

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次の日...

〇〇:なあ？今日の授業いつもよりもめんどくさかったよな...？

□□:それな...。

△△:1時間目からくっそ疲れるわ...。

3人でそんな話をしていると...。

〇〇うー！！

俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。

2人:また蓮加さんじゃね？

2人:やっぱり最近お前仲良いよな...？

〇〇:そんな事ねえよ...笑

〇〇:じゃちょっと話してくるわ...。

□□:おい△△、2人の会話盗み聞きしようぜ...？ﾎﾞｿｯ

△△:おう...。

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廊下には...

笑顔で俺のことを待っている蓮加がいた。

蓮加:〇〇ぅー...？

〇〇:どうしたの...？蓮加。

〇〇:(あっ...！！やべっ！ついつい呼び捨てで呼んじまった...。

□□.△△:おい！今あいつ蓮加さんのこと蓮加って呼んだぞ...？

蓮加:ちょっと！！周りに人が居ないとはいえ昨日約束したこと守るんじゃないの...？

〇〇:ごめんごめん。

何とか平然を装う2人。

蓮加:今日も授業がめんどくさいから元気ちょうだい...？

〇〇:いつも蓮加さんはなんだかんだで勉強も、生徒会の仕事も頑張ってるじゃないですか！！

〇〇:今日も頑張ってください！！応援してます。

俺がそう言うと蓮加は耳元で...

蓮加:いつもありがとう...！あと...

蓮加:もしかしたら他の人に聞かれててバレちゃったかもね...？笑

蓮加:じゃあね！！

蓮加はどこか嬉しそうな顔を俺に見せながら戻っていった...。

〇〇:まあ...バレてないっしょ...。

そう思っていたが...

□□.△△:おい！！

〇〇:ん？どうした？

□□.△△:お前...最近随分と蓮加さんと仲良さそうに話してるからさっきの会話盗み聞きしてたら呼び捨てで呼んでたじゃねえか！！

□□.△△:どう言うことなんだ...！？

〇〇:え...えっと...？笑

その後俺は2人に長時間問いただされました...。

蓮加:まあ私はバレても全然良いんだけどね...？

蓮加:ふふっ笑

続く...

読んでいただきありがとうございました。