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ある日を境にクラスメイトが彼女面してくるんだが...!?

お前って全くもってクラスの女子と話した事なくね...?


親友は自分の一番の悩みを突いてくる。


〇〇:しょうがねえだろ...?俺だって今のクラスの女子達とは、話してみてえよ...。

〇〇:でも、中学校の時にクラスの女子からいじめられててよ...。

〇〇:そこから女子という存在が怖くなっちまったんだよ...。

〇〇:このクラスの女子たちは軒並み優しいって事は知ってるんだけどな...笑

□□:まあお前にそういう過去があるならしょうがないけど、勇気を出すなら今じゃねえのか...?

□□:あとお前普段は顔も見えずらいようにしたり、男子としか関わり持ってないけど...

□□:俺は知ってるからな...?お前がとんでもないイケメンだって事を...。

〇〇:やめてくれよ...笑

〇〇:実際俺はイケメンじゃねえ...。

□□:じゃあお前は今まで何人の女子に告白されてきたんだよ...?

〇〇:20人だけど...?

□□:その人数がお前のかっこよさを物語ってるだろ...。笑

□□:まあお前が本気出したらクラスの女子が一気に寄りつくと思うけどな...?

□□:そうした方が女子と接してみたい気持ちが少しでもあるお前にとっても一番都合がいいと思うけどな?

〇〇:うーん...。

〇〇:まあ...じゃあやってみるか...笑

□□:楽しみにしてるぜ...?明日から笑

〇〇:おう!任せとけ...!


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次の日...

〇〇:おはよう...。


自分が教室に入った瞬間にクラスが騒めきだす。


クラスメイト1:おい...誰だよあのイケメン...。

クラスメイト2:えっ...?やばっ!かっこいい!!好きになっちゃいそう///

□□:(ふっ笑 あいつ相当本気出してるだろ...笑

□□:これにはあの女子グループも〇〇の事が気になってしょうがないだろ...笑


?:あれは〇〇君だよね...?あんなにかっこいいんだ...


?:確かに...。今までは隠してたって事だよね...?


そんな事を話している複数の女子...。

そこにいた女子達は全員同じ事を考えていた...。

〜〜
〜〜

数日後...

俺は最近とある女子達に執拗に接されている。

〇〇:はあ...この授業めんどくせぇしわかんねえ...。

そんな事を考えていると...


?:〇〇ぅ...?ちゃんと授業聞かなきゃダメでしょ...?

〇〇:俺は賀喜さんみたいに頭よくねえからつまんないんだよ。

遥香:てかなんで賀喜さんって呼び方なの...?

遥香:私達付き合ってるのに...。

〇〇:えっ!?

先生:おい!!〇〇!!うるさいぞ。

〇〇:す...すみません...。

遥香:〇〇怒られてる...笑

〇〇:(うーん...。怒られたの賀喜さんのせいなんだけどな...。

〇〇:(しかも俺ら付き合ってないのに...。

遥香:ねえ〇〇?

〇〇:なに...?

遥香:この写真かわいい...?

そう言うと一つの写真を見せてくる。

〇〇:えっ...?まあ...かわいいと思うけど...?

遥香:もう...///〇〇ったら私のこと大好きじゃん...///

〇〇...?


終始授業中はペースを握られていた。

〜〜
〜〜

なんとか授業を乗り越え昼食の時間。

□□:おーい!〇〇一緒に...

□□が〇〇を呼んだその時...

遥香:〇〇ぅー?一緒にお昼食べよ?

〇〇:えっ...?あっ...俺は...


少し返答に困っていると...

?:かっきー!!私の彼氏になにしてるの...?

?:なに言ってるの...?〇〇は私の彼氏だよ?

?:3人とも嘘つかないで?〇〇は私の彼氏だもん...?


いきなりそう言ってきた3人は...



遠藤さくらさんと、山下美月さんと、井上和さん。

遥香:〇〇の彼氏は私!!

遥香:これから一緒にご飯食べるの!!

美月:えぇ!?私と一緒に食べるんだよ!!〇〇は!!

和:なんでみんな彼氏面してるの!?〇〇の彼女である私が一緒に食べるの!!

さくら:私の〇〇がぁ...泣

〇〇:(いや...笑なんでみんな俺の彼女面してるんだ...。和さんに関しては自分も彼女面してるのに周りに指摘してるし...笑

〇〇:まあまあ...皆んな落ち着いてよ...笑

4人:それどころじゃない!!

〇〇:!?

〇〇:取り敢えず、皆んなで食べれば良くない...?


〜〜
〜〜

なんとか説得し、皆んなでご飯を食べる事に...

〇〇:(なんで4人と俺が飯食ってるんだ...。

そんな事を考えていると...

遥香:〇〇食べる...?

それに便乗して他の3人も...

美月:私の食べるよね?うーん♡美味しいっ!

和:私の食べてくれないの...?

さくら:んまっ!あっ〇〇も食べる...?

とてつもない量を4人に食べさせられた〇〇。

4人:どう...?美味しかった...?

〇〇:うん...美味しかったけど...もう動けないよ...。


お腹の容量を大幅にオーバーしてしまいました...笑


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これ以降は...

遥香:もう!何で構ってくれないの...?

美月:もう少し彼女に構ってよ!!

和:構ってくれなくて寂しいんだけど...。

さくら:全然さくに構ってくれない...

さらに4人は彼女面に拍車がかかるように...。

そんな自分は敢えて放課後の屋上に呼び出し、期待させつつ、問いただす事に。


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放課後の屋上...

4人はウキウキしながら屋上にやってくる。

〇〇:(何で俺のこと彼氏だと思ってるのにウキウキしながら屋上に来てるんだ...?告白されると勘違いしてるのか...?

〇〇:何で俺が4人を呼んだかわかる?

4人:それは...?

4人:私たちに告白するため...?

〇〇:いつも俺のことを彼氏だと思ってるんだから告白なんていらないでしょ?

〇〇:俺が聞きたいのは、何で彼女面をしてるのかって事。

4人:そ...それは...。

4人:〇〇の事が...

4人:好きだからだよ...!///

〇〇:ちなみに言っとくけど、告白されてもつきあわないよ...?

4人:えっ!?

〇〇:それが俺の答え。

4人:なら...

4人:〇〇の事を好きにさせればいいだけの話でしょ...!?

〇〇:え...えーっ!!

4人:本気出すから!!


この後〇〇は4人からさらにアプローチされる事になりました...笑



Fin



読んでいただきありがとうございました。



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