Thalys(タリス)に乗って【乗り方・チケット予約方法】
パリを拠点に日帰りでも行ける。
フランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車「Thalys(タリス)」のチケット予約、乗車した経験をお届けします。
これまでのThalys(タリス)に乗って
アムステルダム発パリ行きのタリス銃乱射事件がクリント・イーストウッド監督で映画化されると知り、どうしても乗車したかった「アムステルダム発パリ行きタリス」
『15時17分、パリ行き』ではなく、10時34分、パリ行きでしたが…
●スキポール空港駅からアントウェルペン中央駅
●アントウェルペン中央駅からブリュッセル南駅
●ブリュッセル南駅からパリ北駅
●パリ北駅からブリュッセル南駅(ICでブルージュ、オステンド)
●パリ北駅からブリュッセル南駅
タリスの乗り方と注意
どの駅でも出発ホームの発表が出発間際だったり、急にホームが変わることが良くあります。
また、遅延も多いので乗継の列車を予約する場合は、時間の余裕を持っていた方が安心です。
チケットには車両番号と座席番号が記載されています。
車両番号は、車体に記載されています。
▼ホーム番号を知らせる案内ボード(スキポール駅)
▼この表示ボードの周辺でホーム番号の発表を待ちます(パリ北駅)
乗車後に車内で車掌さんの乗車券検査があります。
座席の進行方向
座席が進行方向を向いているとは限りません。
かなりの確率で逆方向の座席があります。これは、運です。
他に空席があれば、車内スタッフに申し出て移動する事は可能です。
タリスの予約方法
日本の新幹線との違いは、乗車区間だけでなく、予約時期、混雑具合いによって値段が変動します。
90日前から予約が可能ですから、予定が決まっている方は早めの予約がお勧めです。
また、予約の変更条件によって値段も変わります。
早期予約で、パリ北駅⇔ブリュッセル南駅が片道29€(3,480円1€120円換算)で購入できました。
公式サイト(英語、フランス語)か英語に不安のある方は、手数料がかかりますが、ヨーロッパ鉄道旅行ガイド(レイルヨーロッパ【公式】(日本語)から予約できます。
こちらから予約された場合、チケットの郵送もできます。
●Thalys(タリス)公式サイト
●ヨーロッパ鉄道旅行ガイド
●SNCF公式サイト(フランスの国鉄)
シェンゲン協定
フランス、ベルギー、オランダは、シェンゲン協定加盟国なので国をまたいでの移動に入出国審査もパスポート検査もありません。
荷物制限と荷物置き場
●スーツケースなど2つの荷物。最大サイズ 75 x 53 x 30 cm
●ハンドバックなど1つ
荷物置き場は、各車両の入り口付近にあります。
●スキポール駅からアントウェルペン中央駅
●アントウェルペン中央駅からブリュッセル南駅
こちらの移動では、途中に停車駅があり、盗難が不安なので荷物置き場を利用しませんでした。
日本の新幹線と違い、1等車両でも座席間が狭いので、大きなスーツケースを無理やり押し込めました。
小柄で細めなので着席できましたが…相当、きつかったです。
スキポール空港駅にもベルギーの駅にも改札口がありません。
乗車券を持っていない者もホームに行くことができます。
(日本の駅にある『入場券』のような仕組みはありません)
実際、友人がホームまで出迎えてくれました。
盗難目的でホームに立つ者もおり、短い停車時間内に荷物置き場の荷物を盗む被害の報告もあります。
●ブリュッセル南駅からパリ北駅まではノンストップなので荷物置き場を利用しました。
1等車両の食事提供
タリスには、プレミアム、コンフォート(1等)、スタンダード(2等)があり、コンフォート、プレミアムは、食事が提供されます。
▼ブリュッセル南駅からパリ北駅 夕食
1等車両と2等車両の違い
どちらも乗車しましたが、車両、座席の大きな違いを感じませんでした。
これはとても面白い乗車料の仕組みですが、乗車日によっては1等車両と2等車両の料金の差がなかったり、逆転する事があります。
▼1等車両
▼2等車両 1人用座席
▼2等車両2人用座席
この日は、パリ北駅からブリュッセル南駅へ(乗車時間1時間程度)
アパートからサンドイッチとアメリカンチェリー、ショップ(売店)で飲み物を買って乗り込みました。
車内で食事をされる方は多いです。
車内サービス、設備
●無料Wi-Fi
●車内café
●コンセント
●荷物置き場
●トイレ
●1等車両より食事提供(朝食・昼食・夕食)
最後に
紅い貴婦人と呼ばれるThalys(タリス)
進行方向を向いていない座席もなぜか許せます。
タリスに乗って・・・ヨーロッパが近くなりました。
これまでの経験で学んだ「女性1人海外旅行に必要な準備」
●チケットやホテルなどの予約方法
●持ち物、服装について
●注意点について
◆ベルギー・オランダ・エストニア・イギリス(パリから日帰り)
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