オンライン化されていない「高校卒業証明書」取得のために…緊急帰国!自宅に戻るまで
来年、59歳になりますが、来年、フランスで大学生になる村山です。
大学入学手続きはオンラインでできますが、高校卒業証明書が必要です。
その証明書は、オンラインでは解決できませんでした。
「高校卒業証明書」は窓口か郵送
卒業した学校の事務室に行って交付手続きをするか、身分証明書を添えて申請書を郵送するかどちらか。
しかも、詳細をメールで聞くことができない。
そもそも、Webサイトに電話番号とFAX番号しか記載されていない。
一体、今は何時代なのだろう💦
と言うことで、年末年始、冬休みなど様々など動きが止まる前に日本に一時帰国しました。
日本緊急帰国まで
❶「今、確実に運航する」CDG発、羽田行、往復航空券予約
「今、確実に運航するチケット」を知人の代理店経由でJALのCDG発、羽田行、往復航空券を購入。日本発より半分の金額で…
一緒にCDG空港までの送迎車手配。
これで日本に「確実」に帰ることができる!!!
❷フランスで使用していた携帯電話(FreeのSIMカード)解約手続き
フランスのSIMカード『free』はショッピングセンターの自動販売機で簡単に購入できます。
使用明細や契約に関する情報はメール、個人情報の変更などはオンラインでできますが…
解約は…
「お手紙」で
なんと言う前時代的「解約方法」(笑)
ネットから簡単に解約できないとは笑えます。
IDと契約時の住所、「解約します」と書いてお手紙を送り、受領はメールで届きました。
❸羽田から自宅までのハイヤーの手配
JALのサービス(提携)「特別ハイヤー」を予約。
羽田から代々木まで高速料金込みで15,000円
この特別な時期に決して高くはないと思う。
❹外出証明書とEチケットを持って空港へ
現在、CDG空港への出入りは「航空券」を持っている者以外は立ち入り禁止です。
お迎えの車が到着する前に最後(になってほしい)の「ATTESTATION」を作成。
航空券をチェックするポリス
この時、携帯電話は解約しているのでネットは繋がらない。
アタフタするも、事前にEチケットをオフラインで使えるウォレットに入れてあったことを思い出して良かった。
空港までの迎えの車で同乗した方(パリの料理人)は、紙に印刷したチケットを持参でした。
しみじみと「紙」は大事です。
❺いつもより厳しい手荷物検査
出国手続きはいつもと変わりませんが、手荷物検査がいつもより厳しくなりました。
これは、CDG空港だけでなく、羽田空港も同じでした。
機内持ち込み用のキャリーケースを開けられて調べられたことは未だかつてなかった。
観光目的はあまりない時期の入出国は、慎重になるのかもしれないですね。
それでも「日本国旅券」の信頼は強固です。
人の少ない、ブランドショップが閉じられたCDG空港
同便で帰国する日本人には雑誌で見かけたシェフの方、調理人の方が多くいらっしゃいました。
春より緩いコンフィヌマン(外出制限)ですが、飲食店は全て営業停止。
料理人の方々は一時帰国で「新しい」活躍の準備をされることでしょう。
次回、パリのレストランでお会いする日が楽しみです。
JALのおもてなし
機内は数えられるほどの乗客数です。
機長からご挨拶「お帰りなさい」は感動しました。
日系の航空機の「おもてなし」さすがです。
CAさんは丁寧で親切です。デザートのアイスをお断りしたら「アイスはお嫌いだったでしょうか?申し訳ありません」とこちらが恐縮するほどに…
がっ…そっけなくてクールなエールフランスが私は、好きです。
羽田空港でPCR検査
羽田空港到着後(成田着ではなく羽田着に大いに感謝)、誘導スタッフの指示通りに検査場へ
1時間程度で検査結果を頂きました。
陰性!!
これで無罪放免!
荷物を持ってハイヤー乗り場へ
羽田空港からハイヤーで自宅へ
フランスから事前に予約していたハイヤー運転手さんとメールで連絡を取り合い、無事に帰宅。
現在、隔離中。