ご飯を美味しく食べる女の子は可愛い
(画像はamazon.comの商品ページからお借りしました。問題があれば削除します。)
俺の屍を越えてゆけ2の話をするに当たって冒頭でちょっとだけ触れるつもりでがっつり長文で語ってしまったくせににまだ足りないので、
改めてリンダキューブアゲインの思い出を語りたかった私。
リンダとの出会いは先日触れたとおりで
セーラー服を着て、周りはみんな青春に片足突っ込んだ位の年齢で
私は血みどろになりネオケニアの動物を集めて箱舟にぶち込むために駆けずり回っていた。
ざっくりとした概要は詳しく解説してくれているところがあるのでそこを見てもらったほうが分かりやすいと思うので割愛する。
体験版ではシナリオBの序盤がプレイできたので
製品版を買ってすぐ、
2時間のその先が気になって、シナリオAをすっ飛ばしてBからはじめた。
出会うなり主人公を鈍器で殴って昏倒させ
「あんたアタシよりよわっちいから鍛えなおして迎えに来てね!」と言ってのけるヒロインのリンダ、
初見の頃はとんでもない女だと恐怖したものだが、
ストーリーをすすめると腕っ節は強いし押しも強いし、主人公のケンはどうがんばっても尻に敷かれる未来しか見えないのに、
彼女がとても愛おしくなる。
主人公の上司が言っていた「今時飯を美味そうに食う良い女」という言葉が、未だに脳にこびりついている。
男でも女でも、糖質制限だとかインスタ映えを気にして映えそうな食べ物を注文するけれど、カロリーを気にして残したり捨てたりするような人よりも、
美味しそうなものを目の前にしてもりもり食べてごちそうさま!ができる人がとても素敵で、好感が持てるのはきっとリンダに出会って植えつけられた性癖なんだと思っている。
シナリオAでは、ケンやリンダの出生の秘密や、悲しいすれ違いが、
シナリオBでは、箱舟計画でリンダとケンがクルーになる前に起きた悲しい事件が惨劇を生み、ケンとリンダ、二人に協力をしてくれた人たちは巻き込まれることになる。
というか、よく考えるとケンもリンダも直接何かしたわけじゃないんだけど
巻き込まれて手足を切られたり、家族が浚われたり殺されたり、墓場から蘇った家族を倒さなきゃいけなくなったり、妙な狂い方をされたり
なんかとんでもなく酷い目にあっている。直接何かしたわけじゃないのに…。
シナリオは最初から三種類が開示されていて、
それでも好きに選べるのだが、惨劇を二度潜り抜けた後のシナリオCが本当に救いに満ち溢れていて最高なので、ABをやった後にCをやってみて欲しい。
私自身がネタバレを全く気にしない人間なので、プレゼンをするときはどの辺まで明かして、どこから隠していいのか分からない。
プレイステーションのアーカイブで安価でDL購入できるはずなので、
ちょっとでも気になった人はDLしてみて欲しい。