はじめまして。
アルフレッドと申します。
最終順位はギリギリ3桁という結果でしたが、構築経緯やプレイ体験として個人的に満足した結果が得られたため、振り返りを含めた記録を残しておきたいと思います。
【構築経緯】
きっかけとして、半年ほど前にW証色違いソウブレイズをGETしたときから、漠然とランクバトルで活躍させられる機会を探していました。
シーズン15から本格的にパーティを検討していましたが、構築に組み込んでも採用理由の薄さや選出率の低さや選出の歪みがずっと気になっていました。
カイリューやウーラオスが使用率上位で幅を利かせる環境にあったので、常に立ち回りの窮屈さがありました。
特定のポケモンに対してのメタとする調整も考えましたが、環境へ適切に刺さる型はなかなか思いつきませんでした。
ポケモン単体で考察しても環境への回答を用意できなかったため、ポケモンの並びでバリューがでせるものがないか考察した結果、辿り着いたのがコータス×ウガツホムラ×ソウブレイズの並びでした。
タイプ上の補完関係があったわけではありませんが、晴れパでコータスからウガツホムラへ展開していくにあたって、対面で上から動いてくるハバタクカミや『威嚇』でウガツホムラのダメージ量をずらしてくるランドロスに対して、ソウブレイズの存在が有効に効いていたため、ここを出発点に構築を考えていきました。
環境に辛い並びは多くありましたが、晴れパの3体に関しては初手から2~3手目までの展開はある程度シチュエーションを想定して機械的に決めながら立ち回れたため、3体で勝ち筋を見出せない相手の洗い出しが比較的容易に行うことができました。
その結果、ドヒドイデやヘイラッシャ、グライオン等が絡んだ構築は極端に重く、残り3体でこれらの構築に強く立ち回れる必要がありました。
また、選出段階である程度カイリューなどの選出が少しでも減らせる可能性がありそうなポケモンから、上記の要件が満たせそうなハバタクカミ、ウーラオス、ラティアスの並びを採用しました。
【ポケモン紹介】
【基本選出】
コータス×ウガツホムラ×ソウブレイズ
→上記を基本選出としていました。
基本初手はコータスから入ります。
対面の初手として来やすいポケモンは、ハバタクカミ・イーユイ・ガチグマ・カイリューが多いですが、基本的にはコータスが一発で落とされることはないので、相手の技とダメージ量で型判別を行い、引き先と技選択を行うようにしていました。
ラティアス×ハバタクカミ×ウーラオス
→こちらが裏選出です。
受け寄りの構築がでてきた場合はこちらで対処することが多かったです。基本的にはラティアスから入って負荷をかけ、なるべく早めに数的有利をとるようにしていました。
裏選出のときに炎オーガポンがいると処理ルートを予め考えておかないと最後の一体に捲られる展開が起きがちだったので注意が必要です。
テラスタルに関しては、ラティアスで切るかウーラオスで切るか事前にある程度決めてから試合に入るようにしていました。
上記以外の選出もありましたが、選出を歪めないことも要素として大切にしていたため、8割は上記どちらかの選出で試合を行えていました。
【苦手なポケモン】
・カイリュー(型もそうですが、個体によってキルラインが違いすぎて気が狂いそうでした)
・「ほえる」ブリジュラス
・《きあいのタスキ》イーユイ
・《きあいのタスキ》ガチグマ
・ドーブル(を絡めた積み展開)
・ガオガエン(耐性が構築全体にかみ合いが良すぎました)
・オニシズクモ(一撃で仕留められるポケモンが構築にいないので、「ねばねばネット」を撒かれた場合のあとの展開がキツくなりがちでした)
・イダイトウ(無理なので頑張ります)
【所感】
今期はこの構築で3桁を目指していたので、まずはそれが達成できてよかったです。
構築の使用難易度は高くないと思いますし、好きなポケモンを活躍させたい方への刺激の一つになれば嬉しいです。
現状で構築のパワーが高いかと問われると悩ましく、後半はかなり無理な択を通す必要があったため、連敗もし得る構築になってしまっていたので改善が必要かなと思います。