【自己 - 他者】, そして自己.
自分の持つ美意識を知るには、一人のままではいけない。
しかし、他人の意見を軽々しく聞くことも許されない。
要するに、「自分らしい」と、自分で思っている内は全然ダメだって事だ。
セルフイメージの積み重ねで出来たモノは、案外自分らしくない。
それよりかは、もっと色々な人と出会い、経験をする事だ。
そこで、心臓から血の滲むような経験をしたり、今までの自分は何をしていたのかって思うほどの絶望を経験すること。
たった一人の絶望の中で、最後に残った居場所・拠り所が武器となり、その絶望を克服するだろう。
その克服の仕方に「自分らしさ」が宿っている。
もちろん、世論の平均になれとは言っていない。
出会う人も、選別しなくてはいけない。特に、今いる環境の中から経験を選びとらない方がいいだろう。
全く予想していなかった他人との衝突によって、自分の“らしさ”が残るのだ。
否応無く、他人と違う感覚が、「自分らしさ」の正体であり、それに気付かなければ、磨くこともできない。
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