中邑真輔選手デビュー20周年おめでとうございます!

8月29日は中邑真輔選手のデビュー20周年!
おめでとうございます🎊🎊🎊

私が好きな中邑さんの試合、名シーン、ベストバウト、心に響くコメント…などを選んでみようと思ったのですが、多すぎてとても書ききれないと気付きました。

そこで今回は、私の中で記憶に残った忘れられないシーンについて書きたいと思います。

それは2015年G1決勝、『棚橋弘至x中邑真輔』で起こりました。

物凄い激闘の末、勝ったのは棚橋さんでした。

試合の興奮が冷めやらぬ中、私はふたりのやり取りに注目していました。G1決勝という舞台で実現した“宿命のライバル“ 対決。きっと何か起こるだろうと思ったのです。

中邑さんは意外な行動に出ます。なんと棚橋さんに握手を求めたのです!

当時は感動的なシーンとして語られていたと思います。
でも私は違和感を感じました。これは中邑さんが“仕掛けた”んじゃないか?と。

棚橋さんは試合後に握手をしない主義でした。そこに敢えて手を出して行った中邑さん。棚橋さんは困惑しながらも中邑さんの手を握り、そのままハグをしようとしました…

その瞬間、中邑さんはパッと棚橋さんの手を上に挙げたのです!

あの時の棚橋さんの表情は忘れられません。「コイツ、どういうつもりなんだ?」というような懐疑的な表情。
G1優勝を成し遂げた棚橋さんが、唯一翳りを見せた一瞬…

凄いものを見た!と私は思いました。
負けても終わりじゃない。どんな状況に於いても自身の存在証明をする。それが超一流のプロレスラーなんだと。

週刊プロレス増刊号表紙にもそのシーンが!


当時私は中邑さんの行動を、負けたことへの悔しさから来ているのかなと思っていました。
けれど翌2016年1月末、中邑さんがWWEに行ってしまうと知った時、こう妄想しました。

もしかして中邑さんは、リング上で棚橋さんにサヨナラの挨拶をしたのかな、と。

それと知らずに訝しがった棚橋さん、仕掛けたんじゃないかと勘繰った私💦

ダマされた!
勝者は中邑真輔だったのだ!!


そして今改めて感じるのは、新日本には棚橋弘至にこんな表情をさせる選手が居なくなってしまったなぁ…という一抹のさみしさ。
それだけ中邑さんの存在は大きかったと思います。


私は中邑さんのプロレスに出会って、新たな楽しみや考え方を発見し、プロレスの奥深さを知ることが出来ました。
心に残る素晴らしい試合の数々に感謝🙏
そしてこれからも益々の滾りを楽しみに…イヤァオ!🔥🔥🔥



※中邑真輔選手についての過去記事はこちらからどうぞ⬇️

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