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Fuzzy
今回のテーマは、「Fuzzy」です。野球のことも野球以外のことも混ざったお話になります。
それから、オタク丸出しな話のため、動画や写真、リンクなども貼ってわかりやすく、イロドリある記事にしていこうと思います。
Fuzzyって何?
ガールズバンドグループのSCANDALの楽曲です。
恋愛中の言葉にできない曖昧な気持ち(Fuzzy)を、疾走感あるメロディーで歌い上げた、夏のほろ苦いラブソングです。
早速ですが、ライブ映像と歌詞はこちら(=゚ω゚)ノ
youtubeのライブ映像(コロナ禍の為無観客youtube配信形式)
歌詞
きっかけはA子さん(仮名)
つうかA子って誰やねん?元ロッテのK田の愛人か?と思われたかもしれませんが、無論違います。去年派遣社員として同じ部署に来たメガネっ娘です。なお仕事と運転以外はメガネかけてなくて、この前の部内の飲み会の時にメガネなしverを見ましたが、めっちゃ美人に変貌していました。メガネっ娘verとNOTメガネっ娘どっちも好きです
んで部内のグループラインのメンバーの中で唯一、LINEミュージックを設定していまして、その曲こそ「Fuzzy」だったわけです。実際に聴いてみて、めっちゃええやんけと思ったし、これ野球にも人生にも通じるものがあるなぁと思いました。
独立リーグとfuzzy
「換気扇の下でキスをするたび 他に何もいらないって思えた」
この部分は、「内野フェンス際で推しを撮るたび 他に何もいらないって思えた」と置き換えることができます。人によっては推し=チア(栃木ゴールデンブレーブスのGOLD LUSH、埼玉武蔵ヒートベアーズのB-girlsなど)に置き換わるかもしれません
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「Tシャツに移った 煙草の匂いで 二人の時間を感じてる」
このヤニカス描写は、「スマホに残した ●●●(3文字で収まると語呂が良い)の写真で 推しとの時間を感じてる」に置き換わるでしょう
「吐き出した煙と不確かな愛が 吸い込まれて消えてゆく」
これは「投げ出した諭吉と不確かな愛が…」と置き換わるでしょう。例えば、推しに会いに行く交通費、グッズ代、中でもユニフォームオークションは同担との競争の為、多くの諭吉を投げ打つ必要があります。私の知る限り推しのユニフォームの為に10万もつぎ込んだ猛者がいます。これは独立リーグにおいては破格の金額です。どこぞの板抱き女子風に言うと、良おぢというか良おB…いや、良娘?といったところでしょうか?
しかしながら、いつまでも推しを推せるわけではありません。ましてや独立リーグでは選手の流動が激しく、それこそシーズン途中でも引退、退団が普通にあり得る世界です。10月から11月頃は一気に退団発表があるので、精神的にキツい時期ですね。
「ベランダに差し込むオレンジの夕日 うやむやな日々を照らしてる
未来は誰にもわからないから 約束はしないでいよう」
まさにそれ。未来は誰にもわからない。幸せな時にも必ず終わりが来るのです。
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だからこそ…
「このまま永遠にあなたの傍にいたい
まぶしい光が今を連れ去ってゆく日まで
このまま永遠にあなたを好きでいたい
ああ苦くて 切なくて 愛おしい」
という、叶わぬ思いがあふれ出てきます。
私は独立リーグを個推しとも箱推しともつかぬ形で観戦しています。近場の栃木を中心に、茨城や埼玉など関東エリアで試合をやっていればどこかに見にいくというスタイルです。そのためかガチ個推し勢よりは甘く切ない思いをしていない方かと思いますが、独立リーグにおける「Fuzzy」とはこんな感じなんやろなぁという感じで書いてみました
再びA子さんの話
というわけで前述のA子さんの話に戻ります。
彼女は去年の11月に、静岡の某社からはるばる栃木に派遣(出向)という形で来たわけですが、その前月に同じ部署で2名退職者が出まして、1名は以前から会社に対して不満を持っており、「こんな会社やめてやるンゴ!」と言って転職決めた上で退職。もう1名は退職代行サービスを使って蒸発。そんなわけで上手くやっていけるかどうか不安はありました。
しかしながらその不安は杞憂に終わりました。元々私の部署に来る前にも同じ会社の静岡の某事業所にいた経験があり、その経験もあるのでしょう、割とすぐにウチに馴染んでくれてホッとしました。時が経てば経つほど、前述の転職→退職の人(Tとしておきます)と全然ちゃうわと思いました。彼は図体はでかいのですが、定期的に病みというか愚痴っぽいところがあり、そんな姿を見て私自身もうーんこの…と思うところがありました。ところが、A子さんには全然そんなところがないのです。明るいというか前向きというか(語彙力…)ウチに馴染もうと努力しているところが感じられました。
と言ったわけで、私自身もA子さんを一目置くようになりました。ちょうど3月に実母が入院してドタバタした、加えて色々あった(詳細は割愛)時期はストレスまみれな時期でしたが、そんな時にふっと思ったのは、はるばるこんな田舎まで来てくれて、ようやってくれとる。まさに金色の勇者やわ…(栃木ゴールデンブレーブス球団歌にちなんで…)ということです。目の保養だけでなく心の保養にもなっているし、私自身も頑張ろうと思わせてくれます。私にないものを持っているとも思いました
前述のLINEミュージックのFuzzyを聴いてみたのも、A子さんを知ろうというところからでした
んで手始めにFuzzyが収録されているアルバム「Kiss from the darkness」をブックオフで買いました。それからメルカリでSCANDAL Tシャツを買ったりしました。後々このTシャツを買って良かったと思わされるわけですが、詳細は後述
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飲み会にて
6月末ごろですが、部署内での飲み会がありました。部署内で人の異動があったりして、歓迎会的な感じでやるべということになったわけです。全員で7人でしたかね?少人数で1つのテーブルで和気藹々と…と言った感じでしゃぶしゃぶ食ったり各々飲んだりしていました。
その日の私のコスチュームは、前述のSCANDAL Tシャツでした。「仕事じゃねえんだし、自分のプライベートにちなんだコスチュームで行くか」と思って決めました。(ちなみにもう一つの候補は埼玉武蔵のエンビーのアメコミ風Tシャツでした)
んで、私の着ているTシャツを見て、「矢部さんってSCANDAL好きなんですか?∑(゚Д゚)」と、A子さんからの驚きの反応が…。静岡ですら同じ職場内で推しかぶりなんてなかったのに、まさか栃木で…というわけです。他にもファンクラブ(SCANDAL MANIA)に入っていること、ライブにも行くことなどを知り、嬉しくなりました。
他にもいろいろA子さんのことを知れてよかったです。A子さんの発言で打線組めそうなくらい。その中でいくつかピックアップします。
A子「矢部さんって絶対私より若いと思ってました!!」
矢部「いやっ、A子さん自分より若いと思てた」
A子・矢部「( ˙-˙ )真顔」
という、私の年齢を知っての驚愕の反応でした。私もA子さんもどっちも30代前半くらいだと思っていたようです
それから結構飲める系キャラのようで、「最高で5㍑くらい飲んだ」「寝室に冷蔵庫置いて缶ビール入れてる」ようです。静岡から栃木に引っ越しの際、A子さんのご両親が本人に代わって車を運転していったということでしたが、その際A子さんは後部座席でビール飲んでくつろいでいたようです。ご両親も車乗って遠出するのが好き、なもんである種の一大イベントを楽しんでいたという、みんな願ったり叶ったりの状況だったと言います。
こうして見てみりゃ中身おっさんじゃねえかwwwと思いました。普段の清楚系メガネっ娘のイメージがガタガタに崩れていっている感もありますが、私はむしろ面白ぇキャラじゃねえかとも思いました。だからこそウチに上手く馴染んでいけたのではないか?という気もするのです。
そんなこんなであっという間に2時間過ぎました。久々に楽しい時間を過ごせましたが、楽しい時間もいつか終わりが来ます。あの後私は宇都宮駅近くの南大門に泊まりましたが、酒が抜けて一気に気まで抜けました。「ああ苦くて儚くて愛おしい」ですね。
あとがき
さて、この長無駄話を最終的にどうやって着地させんねん?となりますが、つまるところ、「未来なんてどうなるかわからないのだから、今、この一瞬を後悔しないように生きよ」としか言いようがないんですよね…
皆さんも子供の頃に何かしら「将来の夢」を問われたことがあるかと思いますが、子供の頃から今に至るまで変わらず同じ夢を追い続けた…なんてのは激レアさんの類いだと思っています。ほとんどの人は大人になるにつれて夢を諦めたり、夢が変わったりなどしています。私自身の高校時分の夢は、「大阪ドームで近鉄バファローズの応援をする」(というか夢というほどのものなのか?)でしたが、高校三年の時に近鉄球団がなくなりました。さりとてオリックスバファローズなんぞバファローズにあらず!みたいな感覚があり、楽天を応援した時期がありました。その後時が経ってBCリーグに出会い、関東にもBCリーグ球団が続々と生まれたことから一気に観戦数が増え、ツイッターで多くのファン仲間に出会ったりして今に至っています。それもそれで楽しいし、昔思っていたものとは違いますが、人生なんてそんなもんでしょう
長くなってしまいましたのでこの辺で。ではまた(=゚ω゚)ノ