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11月29日 devkin meetupに出て

11月29日ですね。


昨晩はdevkin meetup vol.1でした。

kintoneを技術者がカスタマイズし、いじり倒す。

ユーザー目線や業務改善目線などお構いなしに、あくまで技術者としての視点からやれることをやってみる。それを技術者で話し合う。


いやあ面白かった。

ここ最近の私は経営に必死で、しかも私が実装すべき案件をいくつも抱えていて、コーディングやプログラミングを楽しむ暇も余裕もとてもありません。


でも皆さんとても楽しそうでした。
私も楽しかった。


kintone Hackやkintone show + case unlimitedには出ないような、出せないようなアイデアとハックの数々。

まだ私も知らないkintoneの可能性が尽きぬほど残っていることを教わりました。


kintoneが生まれる前から言われていたのがブログラマー35歳限界説です。

私はそれに抗うように技術者として生きてきました。


ところが50歳を超え、今の私にとっては、脳の衰えよりも時間の足りなさの方が切実です。

経営は身が削られるほど大変です。日々、自分の無力を感じています。だけど、その分真剣勝負で奥が深く、その面白さに開眼しつつある自分がいます。

それと同時に、作業としてのコーディング、義務としてのプログラミングに飽きていた自分がいました。

もう、コーディングはいいやと思い始めていました。

それらは35歳限界説に屈しつつある私の言い訳なのかもしれません。


そんな私にとって昨夜のdevkin meetup vol.1は刺激的でした。

そもそも35歳限界説とはアセンブラ言語がまだ有効て、コンパイラ言語が主流の時代に生まれた言葉です。

ところが今やアセンブラを触るシーンなど皆無です。コンパイラすら一部の技術者しかさわれません。

私たちは整えられた基盤や豊富なライブラリ、そして追い切れないほどの情報に恵まれています。そして生成AIの登場。


独学で技術を学んできた私のメッキはとうに剥がれています。が、こうした恵まれた環境のおかげで、私にもまだまだ活躍の場が多く与えられています。

ひょっとしてプログラマー50歳限界説すら、すでに無意味なのかもしれません。

今やどうライブラリやサービスをビジネスにどう組み込みか。経験から導き出された組み合わせと生成AIの力を借りれば、面白い遊びとしてのコーディングには無限の可能性が残っている。

そう思えた今日でした。みなさんに感謝です。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
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