白鷹町のPR動画撮影開始

山形県にある白鷹町は僕の地元だ。
小さい頃からバスケットボールで一緒だった
地元の後輩からPR動画作りませんか？とお誘いを受けたのが始まりだった。

基本僕の担当はカメラや動画構成やスケジュールを決めたりすることだ。

後輩は「22歳のバンライフ」というYouTuber兼
FPVドローンパイロットなので主にドローンを担当している。

後輩の撮る映像はかなり面白い。普通のドローンは水平を保つがFPVドローンは360度回転したりするため迫力がある。

そのため今回のPR動画はほとんどが後輩のドローンの映像だ。僕は現場でしていることは物撮りだったり景色をカメラで撮るくらい。

正直ちっとも面白くない。
ただ地元のため精神でのみ保たれている。

特にドローンの映像にあーだこーだ口出しするわけでもない。後輩に自由に撮らせたい。現場では暇なことが多々ある。

まさに監督みたいな立ち位置なのだろうが、後輩からはこういうカットがほしいと指摘。
もちろん素直に聞く。僕は。

ただこれが他の人と協力して作った場合、
職人気質のカメラマンには効かないだろう。特にテレビ局なんか特にそうだ。
カメラマンだって舐められたくない、プライドはある。

もはや僕は後輩から指示を受けている立場になっていたのだ。
協力して何かを作る経験をあまりしたことがない後輩は、周りに気配りがきかないことが多々ある。

それでも僕はプライドを脱ぎ捨て素直に受けいれ聞く。これでよいのだろうか。頭から離れなく嘔吐しそうな気分だ。教えてあげた方がいいのだろうきっと。

やるからには最後まで自分には何ができるのか考え続けていきたい。