#詩
【詩/リーディング用】世界が君に死を赦すから内なるしをもいのちづなとして(亜久津歩)
世界が君に死を赦すから
内なるしをもいのちづなとして
2019.6.15 サイタマポエトリーフェス
オープンマイクにて
亜久津歩
どうしてここにいるんだろう
どうしてここにいるんだろう
どうしてここにいるんだろう、わたしは
どうしてここに――いないんだろう
あなたは
微熱が重ねて潤ませる曇り空
いつの間にか また日曜日
火照るからだは内側から冷えていく
役に立たないたましいを窓辺に放っ
詩|「若い人を入れるべき」について
「詩人とインターネット」の続きです、が、インターネットのことは出てきません。前の記事の「気をつけてほしいこと」について書きますね。あらかた余計なお世話ですが、つい「あなたがやってみたら」なんて言ってしまったので、お伝えしておきたくて。
「若い人が入ってくれてよかったね」
これは、わたしがあるところへ入ったとき、そこの代表が事あるごとにかけられていた言葉です。
そりゃ、そうです。「若い人を入れ