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詩とその周辺

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自由詩関連の記事をまとめています
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2019年3月の記事一覧

【創作をやめようとした日】亜久津歩

【創作をやめようとした日】亜久津歩

作るという楽しみまたは症状について

わたしはいつ創作を始めたのかわからないし、創作を「やめる」ということも、本当はわからない。詩を発表しなくなることはあるかもしれないが、何かしら作ってはいるだろう。

そもそもやめ方を知らない。唯一、これで終わりかもしれないと感じたのは、生きること自体をやめようとした日、もう少し正確に言うと、やめるしかないと信じ込んだ日日のことだ。27歳くらいで読まれない詩と

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詩|「深夜の二時間作詩」2篇

詩|「深夜の二時間作詩」2篇

2019年2月24日
お題:「もう、怖くない」で締めること

怖くない。失くすものがない
から。さびしさに慣れたから。
始めから終わっていたと気づ
いたから。屋上の鍵は壊れて
欄干は錆びて靴を揃えたのに
ちゃんと曇っている。ぜんぶ
嘘だよ。ぜんぶちゃんと怖い、
晴れてなんかやらない。怖い、
終わりが限りないさびしさが
あなたを失くすことが。死が。
生きることはもう、怖くない。

photo /

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詩|「若い人を入れるべき」について

詩|「若い人を入れるべき」について

「詩人とインターネット」の続きです、が、インターネットのことは出てきません。前の記事の「気をつけてほしいこと」について書きますね。あらかた余計なお世話ですが、つい「あなたがやってみたら」なんて言ってしまったので、お伝えしておきたくて。

「若い人が入ってくれてよかったね」

これは、わたしがあるところへ入ったとき、そこの代表が事あるごとにかけられていた言葉です。

そりゃ、そうです。「若い人を入れ

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詩|詩人とインターネット(“若い”方の立場から)

詩|詩人とインターネット(“若い”方の立場から)

Twitterにいる詩人、詩クラスタのグループ別解説(2019年度版)

渡辺八畳さんのこちらのnoteをTwitterで知りまして、なるほどなあ、と拝読しました。それでいくつかわたしなりに、見知っていることや思ったことを書いてみます(あっわたしは「詩と思想」関係者ではありません、念のため)。

「詩と思想」に限らず(というか「詩」に限らず)界隈のあちらこちらで『若い人を入れるべき』『インターネッ

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詩|誰かのために詩を書ける?

詩|誰かのために詩を書ける?

わたしは自分や自分の人生に意味づけたくて、理不尽な暴力にも理由がほしくて、詩のようなものを書き始めた。詩というものも、生き抜く術も、知りようのなかった頃のことだ。

誰にも言えない苦しみに自分なりの意味を与え、名づけ。そうして一つずつ小石をつくり、岸になるよう積んだ。すぐに崩れてはまた。

抱えきれない感情や衝動を、言葉を憑代に身から剥がした。排出されたそれは、まるでわたしの分身か、作品のよう

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詩|「ポエトリー花電車」備忘録※画像多め

詩|「ポエトリー花電車」備忘録※画像多め

おはようございます、アクツです。雨の月曜日、皆さんおつかれさまです。今回は3月2日にあった「ポエトリー花電車」についてです。

主催は宮尾節子さん。〝pw連詩組〟のご縁でお世話になっています、通称「組長(蝶)」。連詩組のことも、いつか改めて書きたいな(記しておきたいのは、「組」とは言っていますが、何らかの思想や信条を共有している組織や団体ではないということ。出入り自由、上下関係もありませんし一枚岩

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詩|「ポスト戦後詩ノート」と花電車

詩|「ポスト戦後詩ノート」と花電車

こんにちは、アクツです。北海道の詩人・杉中昌樹さんが発行されている「ポスト戦後詩ノート」。そのvol.17に、なんと亜久津歩特集を組んでいただきました。本当に、ありがたいことです……!

目次は下記の通りです(※のない作品は自由詩です)。

①近況報告(亜久津歩)
②連詩:アクツタイム&ミヤオタイム(宮尾節子)※連詩
③はるに唄えば(黒崎立体)
④目耳鼻口(草間小鳥子)
⑤さざなみの反照(西

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