物流現場における隣の芝は青く見えるは間違い
隣の芝は青く見えると言いますが、
物流現場においては、よほどの大きな物流センターや
大手製造メーカーの構内作業出ない限り、
物流現場の仕事内容は、
基本的にどこでも似たようなものです。
もちろん、扱う商品や設備、システム、従業員の人数、
会社の規模によって、規則・ルールの内容や厳しさ、
工程の内容、担当する業務数など、違いはあります。
医薬品や食料品と自動車部品では、
扱い方や保管場所や方法などは違います。
とは言え、やる事は同じです。
なので、今、行なっている現場作業に対して、
毎日、同じ事の繰り返しで、やりがいを感じない、
モチベーションが上がらないと言う理由で、
転職をしても、同じような理由で転職を繰り返す可能性が高くなります。
ただ、働く環境が良くなったり、
人間関係が良いからと言う理由で転職しなくなると言う可能性もあります。
転職をしたからと言って、
必ずしも、給料が上がるとは限りませんし。
場合によっては、人手不足の現場に転職して、
残業が増えて、体を壊してしまう可能性すらあります。
とくに正社員であれば、残業を断る事は出来ませんし。
では、転職するべきではないかと言えば、そうではないと考えます。
自分の将来の目的の為に経験と知識、
知見を増やしたいと言う目的意識を持っての転職であれば、
自分の軸がしっかりしているので、方向性に迷う事がないと考えます。
また、やりがい・モチベーションの低下、
迷いや後悔というものが少なくなるというか、他人の責任にせず、
すべて自分の責任と受け止めて、現状を変える為に、
どうするかと自分で考え、
現状を変えるために自発的に行動を起こせると思うのです。
どの現場でも、似たような仕事内容だからこそ、
毎日、同じ事の繰り返しでやりがいを感じないと考える前に、
自分で、仕事に対して面白味を作り出す工夫をしてからでも、
転職を考えるのは遅くはないと思うのです。