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【ホラゲー考察】 『Don't live Alone』 【ネタバレあり】
みなさまこんにちは!アクトサンムーンです!
今回は『Don't live alone』の考察を行っていきたいと思います!
タイトルからすでに不穏ですね...!
ネタバレを含みますので、ゲームクリア後のご閲覧を推奨します!
https://osamamsa123.itch.io/dont-live-alone
それでは目次です!
・世界観
まずは世界観の説明です。
・主人公の島
主人公の家のテレビがブラウン管であること、移動手段が気球であること、そしてパソコンや携帯電話等を所持していないことから、
おそらくこのゲームの時代は、1980年代後半〜1990年代後半あたりだと思われます。
主人公は新聞配達やポスターを貼ることを仕事にしており、自作か依頼かはわかりませんが『Top Secret』と記載された紙を町中に貼っています。
おそらく化け物に襲われるまでは、上記の作業を繰り返して生活していたのでしょう。
あと、なぜか島にたった1匹だけまったく動かない鹿がいます。このゲーム唯一の癒しです。かわいい。
・暗い街
主人公が街に到着するのが深夜なのもあり、街灯は付いているものの、建物には灯りがありません。
車は全て路駐されており、人がいなければ、車も走ってはいません。
化け物を除いては…
ゴミ箱に4体が隠されており、そこまで引きずられた血痕も見られます。
主人公が来た時点でだいぶ手遅れっぽいですね。
・化け物の考察1
普通に化け物説
ゲーム内に化け物についての詳しい情報がないため、「化け物の考察1」では化け物の習性について書いていきたいと思います。
化け物は人間のような姿をしているのに、とても人間とは思えないような顔や動きをしています。
このことから、人間ではなく怪物であることがわかりますね。
私は化け物は夜、かつターゲットが1人であるという2つの条件が揃ったときにターゲットを襲う習性があると考えています。
最初に主人公が化け物に出会うシーンでは、化け物は民家の前に立っており、その民家を狙っているように見えますが、実はじっとを何かを待っています。
それは主人公の存在です。
主人公が通り過ぎると後ろからドアが閉まる音が聞こえます。
おそらくあの化け物が民家の中に入ったのでしょう。
一見化け物は家の中を見ているような様子でしたが、実はその時点でターゲットを襲う準備はできていたんです。
しかし、襲う寸前に主人公が街にやってきたため、上記の条件に合うよう主人公が通り過ぎるのを待っていたのだと思います。
少し歩くとゴミ箱の中に捨てられている4体があります。
その4体のそばには「Don't Stop」と書かれた紙が貼られており、まわりの人気のなさから、襲われた人(4体)のダイイングメッセージであることがわかります。
その後、主人公がある程度紙を張っていると子供か女性の叫び声と犬の吠える声が聞こえます。
おそらく、寝るか何かで部屋を暗くし、1人になってしまったんでしょうね…
さらに進むと化け物が猛スピードで目の前を通り過ぎていきます。
そして、紙を貼り終えたあとに主人公は化け物の気配を感じ、気球まで全速で走ります。
ここではなんとか逃げ切れますが、島に帰ったあとの昼寝中に叫び声が聞こえます。
急いで外に出ると鹿さんがボコボコにされています。かなしい…
すると、主人公は化け物の気配を察知し、家のクローゼットに隠れます。
化け物はドアを壊して家に入り、家中をかなりの速度で探し回ります。
ある程度すると外に出ていくので、主人公は急いで気球に乗って逃げます。
そして、そこから主人公は逃げ切れましたが、トラウマで1人になれなくなり、幻覚も見るようになりました。
私は化け物が気球にくっついてきたにしろ、泳いできたにしろ、主人公が逃げてすぐに島にやってきたと考えています。
それから上記で述べた条件に従い、主人公や鹿を襲うのを夜まで待っていたのだと考えています。
また、化け物が最初子供か女性を襲ったときに犬が吠えていたことから、化け物は動物を障害とも思っていないことがわかります。
なのにも関わらず、主人公の島の鹿をボコボコにしたのは、主人公を街で襲い損ねた怒りなのでしょう。
街のゴミ箱の4体やぼこぼこにされた鹿から、化け物は襲うことだけが目的で、食べたりはしないことがわかりますね。
以上が、化け物が普通に化け物説でした。
・化け物の考察2
化け物は主人公の幻覚説
主人公は最後、化け物から逃げ切った後に恐怖から幻覚を見るようになったと言いますが、私は最初から化け物自体が主人公の幻覚であると考えています。
おそらく、主人公は何かしらの精神疾患やトラウマから幻覚が見えており、街や暗闇などにバケモノが潜んでいる幻覚が見えているのだと思います。
そのため、誰も人がいない島に住むことで、人や化け物から襲われる恐怖から逃げているのだと思います。
ここで、ではなぜ主人公は深夜に街に向かったのかと疑問に思う方もいると思います。
主人公は気球に乗る直前に「日が暮れる前に急がなきゃ」と言っています。
このことから、普段は昼から夕方に紙配りの仕事を終わらせられているのに、何らかで記事作りなどの作業が遅れており、間に合わせようとした結果街に着く頃には深夜になっていました。
街に着くと怪しい男(化け物)やゴミ箱の4体なども本当は存在しておらず、ない恐怖に怯えて幻覚が見えているのだと思います。
そして明らかに化け物に睨まれいるのに主人公は紙張りを続けます。
普通に人がいるのか、誰もいないのかはわかりませんが、おそらくそれも主人公が幻覚で睨まれている感覚になっているだけでしょう。
紙を貼り終えたあとは全力で逃げますが、このときゆっくり動いてもなかなか捕まらないんですよね…
怖くて化け物の確認することはできませんでしたが…
その後主人公は島について昼寝します。
悲鳴で起きますが、その悲鳴もただの悪夢。
鹿の4体もトラウマからの幻覚なのではと思います。
もしかしたら、鹿の存在自体も主人公が自分自身を癒すためにみている幻覚なのかもしれません。
それだと鹿が動かないことにも納得が行きます。
島で化け物に部屋を詮索されたり追われたりするのも幻覚で、
最後に気球に乗って逃げたあと、人から離れられなくなったと言いますが、限界状態の主人公が、自分を受け入れてくれる存在を見つけるのも難しいと思うので、
また誰もいない島に移って鹿のような癒しの幻覚をみているのだと思います。
以上が、化け物は主人公の幻覚説でした。
・化け物の考察3
化け物は警察説
主人公がなんらかの罪を犯しており、警察に追われている。
主人公が離れた島で暮らしていたり、公共交通機関を使わずに気球で移動していたり、真夜中に行動をしているのは、警察に見つからないように過ごすためであり、
『Top Secret』と書かれた紙を貼っているのも実は闇バイトのような怪しい仕事をしているのでは?と思います。
そもそも家の横の木にたばこを吸っている4体が縛りつけらているのもだいぶおかしいです。
普通だったら4体があったり、化け物が目の前を通った時点で帰る判断をするはずですが、それでもなお仕事を続けるということは紙を全部貼り終わらないといけないと脅されていたのでしょう。
紙を貼り終わった後に逃げるのも、おそらく警察に見つかる前に逃げなきゃ!というような強迫性障害に襲われているのかなと思っています。
そして気球で逃げ切るものの、通報かなんらかで警察に顔や行方がバレており、昼寝をしている間に警察が主人公の暮らしている島に到着したのだと思います。
鹿がボコボコにされてしまったのも、ペットの4を通して主人公を誘き出すための作戦なのかも知れません。
なので鹿の叫び声や4体はダミーである可能性もありますね。
そして、バケモノが主人公を追って家を探索するのも、主人公にとって警察が化け物に見えているだけなのだと思います。
僅かでも動いたり音を立てたら見つかってしまうのも、警察の探索力が高いことが理由だと思います。
最後、主人公は気球に乗って逃げて、幻覚や恐怖から動けなくなってしまうのも、警察に見つかってしまう恐怖からのものなのかなと思います。
流石にちょっと無理矢理感あるかもですが笑
以上が、化け物は警察説でした。
・その他
以上で考察は終わります。
個人的には、化け物幻覚説が1番有力だと思ってます。
理由は、幻覚説でないと納得のいかない描写が多かったからです。
関係ないですが、鹿がボコボコにされたのがめっちゃ悲しかったです...
雰囲気や設定が全体的にすごく良かったので、もうちょっと長く遊べてもよかったな〜と思いました!
https://osamamsa123.itch.io/dont-live-alone
今回の考察で紹介した『Don't live Alone』は、短いストーリーながらもちゃんとホラーしていて非常に面白いですし、ゾクゾクするのでホラゲー好きの方には購入をオススメします
※ 案件ではございません。
みなさまの考察も見たいので、『Don't live Alone』の考察を考えている人や、この記事を通して何か思いついたことがありましたら、是非ともコメントをよろしく願いします!
それでは、ありがとうございました!