【雑日記】夢は記憶の整理らしい
雑記みたいな日記。雑日記。
好きに書くので好きに読んでください。
新年と言えば、初夢ですね。一富士二鷹三茄子。
私はほぼ毎日、夢を見ます。
夢はみんな毎日いくつか見ているけど、起きたときにそれら全てを覚えていないこともあり、覚えているとしたらそれは一番最後に見た夢。と聞いたことがあります。
この説が正しければ「私はほぼ毎日、夢を見ます」というのは「私はほぼ毎日、少なくとも一つ以上の夢を見て、一番最後に見た夢を覚えています」ということにもなりそうです。
高校時代の同級生のAくんは「一度も夢を見たことがない」と言っていてびっくりしたのですが、これももしかすると「一度も見た夢を覚えていたことがない」ということなのかもしれません。
※軽く調べてみると、「夢想起」について研究されている東洋大学教授の松田英子さんのインタビュー記事(https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/dream-meaning)に詳しいことが書かれていました。
夢は記憶の整理、という説を聞いたことがある人も多いでしょう。これに従えば、夢に出てくるものは寝るまでに見たものや聞いたもの、考えたものということにあります。
※こちらも上述の記事に説明がありました。
私の場合、夢は「直近数日の内に少し見た、あるいは少し考えたもの」の集合で形成されることが多いです。ここで重要なのは「少し」という部分。逆に、たくさん時間をかけたものは絶対に出てきません。
実際に、とある日に見た夢を起きた直後にメモし、夢に出てきた物事を現実においていつ体験したか、どのように体験したかを書いてみたので、ご覧ください。
【夢】
バスから降りた後で、スーツをハンガーにかけてバスの中に吊るしていたことを思い出し(当日:洗濯物を干すときに、ハンガーにかけるものだけを先に干そうと考えて実行した)、バスに取りに戻った。バスの中の通路は狭くて一人がギリギリ通れる幅だったので、降りてくる人と半身になって通路を譲り合った(当日:スーパーでギリギリの幅で向かい合った人と譲り合いをした)。
バスを降りた先は転職する会社(前日:Xのスペースで今年転職した人の話を聞いた)の研修用宿泊施設(当日:過去に撮った研修用宿泊施設での写真を一瞬目で捉えた)だった。部屋についてからパンパンのリュック(当日:過去に撮ったパンパンのリュックの写真を一瞬目で捉えた)からスーパーの弁当を取り出したが(当日:エコバッグからミンチのパックを取り出した)、箸を入れ忘れられていることに気づき(当日:前回の記事に掲載した写真に写っていたホットプレートの上に載ったスーパーの割り箸を見た)、隣に座っている細身の眼鏡を掛けた子(二日前:某番組で相撲がめちゃくちゃ弱い華奢なメガネを掛けた芸人さんを見た)に聞こえるくらいの声で「お箸忘れた」と言うと箸を貸してくれたのだが、左右のデザインが違い、その子が食べるために使っている箸もまた左右がデザイン違いだった(二日前:夜食を食べようと食器入れを漁っているときにいつものお箸が片方しか見つからず、別に違う箸と使ってもいいかと一瞬思った→その後すぐにいつものお箸のもう片方が見つかった)。そのメガネの子が指を差した先を見ると、透明なガラスの机の上に置かれた茶飲みがまるで宙に浮いているように見えた(二日前:洗面所の鏡を近くで見ると水垢汚れが0.5cmほど離れて鏡に映っていることに気がつき、汚れが浮いているような印象を覚えた)。その後、歯磨きをしようと歯磨き粉を出すと真っ青な絵の具のような(当日:青色の服が好きだよねと言われた)ペーストが出てきて(当日:歯磨き粉を出すときに、出し過ぎかな、いやもうちょっと出そう、と考えながら、同じくチューブ状のトーストに塗るシュガーペーストのことも一瞬考えた)、歯に着色しないかな(三日前:スーパーのぶどうジュースが安かったが、数年前に家族が歯に着色して辛そうだったことを思い出して買わなかった)、と思いながらも思い切って歯を磨いた。
という調子で、私の場合は「直近数日の内に少し見た、あるいは少し考えたもの」の集合で形成されるのです。逆に、直近の数日にたくさん時間をかけたこと、例えば仕事とか、執筆とか、テレビゲームとか、そういったものが出てくることはありません。
しかし、この「少し」という部分について誰かと共感できたことがありませんし、研究報告を読んだこともありません。もし同じような感覚を持たれている方、あるいは研究報告を見たことがある方がいましたら、教えていただきたいです。
たくさん時間をかけたものは夢の中で整理する必要がないとか、そういう理屈なのかもしれないですね。
にしても「少し」というのが結構やっかいなんですよね。夢の中で見たいものがあったとしても、大体それって強く意識してしまう。でも私の場合、考えすぎると夢に出てくることはない。夢の中で見たいようなものを軽い意識に留めるって、なかなかできないんです。
一富士二鷹三茄子を夢に見ると良いと言われても、これもまた意識しすぎてしまう。こんな記事を書いている時点でダメなわけです。残念。
記憶を整理しながら、不安定な意識状態での生活を疑似体験できる不思議な時空、夢。もっともっと研究が進んだら、安定して見たい夢を見れる装置とかも発明されるのかな。快眠や娯楽に繋げられそうですね。期待しておきます。
【1/1 追記】
ちなみに初夢は覚えていませんでした……残念。