【小さな一歩コース】「まちに屋根をかける」―布と木材を使った小さな建築づくりワークショップ
屋根を作ってまちに影を仕掛けよう
<活動紹介>
―ワークショップ概要―
布と木材でまちに屋根をかけることに挑戦しました。
屋根となる布は、加賀市動橋町の旧機織工場で眠っていたシルクを利用させて頂き、布をキャンバスとして、参加者に持ち寄って頂いたハギレでアレンジを加えていきます。 屋根を支える骨組み(木材)はビスなどを使わない、子供たちでも参加できる組み方を採用し、小さな建築・空間づくりに取り組んで貰いました。
―参加者の声―
(小学校4年生 こがみあかねちゃん)
(出席者の保護者より)今年の夏は忙しく、地域活動から遠ざかっていました。子どもがけんちくワークショップから帰ってきて、沢山のお友達と新しい場所で刺激的な時間を過ごせたとの言葉を聞き、もっと子供にこういう場に連れて行ってあげないと、と改めて実感しました。
―子供たちに伝えたかった学び―
完成形を想像して制作をすること。目に見える形にすることで新たな視点も加わり、創造の可能性が広がること。
<事業を始めようと思ったきっかけ>
まちに屋根をかけるワークショップは、子供たちが遊ぶ外部空間に日影があまりなく、 熱中症対策で室内で遊ぶ子供たちの日常から生まれました。
<やってみた感想>
(良かった点)
以前にも建築・空間づくりのワークショップを企画していまがその時は自己資金のみの開催だった為、資金面で諦めた事柄もあります。今回は助成を受けられた為、使ってみたかった材料や、参加者への準備品を用意することが出来、より価値のあるワークショップを開催することが出来ました。
(悪かった点)
ワークショップ実施を決めてから、当日までのスケジュールが短く、 試作の時間を多く作れなかったことです。スケジュールに余裕があれば多様な試作が出来たかと思います。
<次にこの助成を受ける人に伝えたい学びや気づき、メッセージ>
小さな一歩コース助成金担当者の方が申請に対して手厚くサポートして下さり、スムーズに助成金申請を行うことができました。迷われている方がおりましたら、ぜひ挑戦して欲しいと感じています。
団体名
松本里穂建築設計研究所
代表者
松本里穂 小紙沙織 鈴木直輝
団体趣旨
子どもたちに建築・空間・場づくりを考えるきっかけを作ることが、私たちの目指すことです。自分たちで考え、手を加えたものがカタチになり、利用できる喜びも同時に体感して欲しいと考えています。
webサイト
https://mt-archi.com/
Instagram
@mt_archi
住所
石川県加賀市
助成事業区分
小さな一歩コース
助成金額
5万円