24/25 ハンガリー旅行 ①中国東方・上海航空編

MU540便の罠

中国東方航空は値段が安く、ヨーロッパ方面へ向かう際にロシア上空を飛べるため飛行時間が短い。特に、羽田を夜出発するMU540便で上海で乗り継いで深夜の上海航空のコードシェア便でヨーロッパ・中東方面に向かうルートは、一見魅力的に見える。

しかし、中国東方航空は遅延で有名であり、MU540便は罠である。乗り継ぎに使ってはいけない。

実際、2024/12/27のMU540便は羽田出発が大遅延し、約3時間遅れで遅延や乗り継ぎに関する一言のアナウンスもなく浦東に到着。上海航空は中国東方航空系列なので多少は待ってくれるかと思ったが、ブダペスト・ロンドン・イスタンブール・カイロ行きは容赦なく置き去りにされてしまった。

トランスファーデスクに行ってrebookしろと言われたが、翌日の便に振り替えるという紙と1人300元渡されただけ。深夜なので、それ以外のルートの手配もできないようだった。そこから入国して預け入れ荷物をピックアップし、満員のマイクロバスでホテルに到着したのが現地4時。

翌日の昼頃に起きたら一応弁当が用意されていた。そのままホテルにいてもしょうがないし、本当にチケットが手配されているかも不安だったので、タクシーで空港へ。カウンターに行ったら一応チケットは用意されていたのでチェックインした。今回は短めの日程だったので、1日のロスは本当に痛かった。

Webサイト・アプリ

自社マイレージ会員前提のようで、WebサイトもiPhoneのアプリも使いにくい。Android版はそもそもアプリがない。

機内食

遅延に比べれば大した問題ではないが、上海からの便の食事は微妙だった。

それでもどうしても中国東方・上海航空を使いたい場合

浦東空港で中国東方・上海航空の乗り継ぎの場合は入国は不要だが、遅延リスクを考えて十分な余裕を見ておきたい。2-3時間は危険

Skyteam Elite資格

中国東方はSkyteamなので、ベトナム航空のクレジットカードを作るとSkyteam Eliteが取得できる。優先チェックインと優先搭乗がついてくるので、ひとまず行列のストレスは回避できる。ステータスカードは1週間〜10日ぐらいで届いた気がする。

浦東T1での深夜乗り継ぎ

遅い時間はターミナル1はほとんど何も営業してないので、食事・飲み物はほぼ入手できないことを覚悟する。上記の遅延リスクを考慮すると、待ち時間がかなり長くなる可能性があるため、priority passでラウンジに入れるようにしておくのがよい。

浦東T1での早朝乗り継ぎ

ヨーロッパ方面から到着した場合、乗り継ぎ時のセキュリティチェックで飲み物は全て没収される。パスポートと指紋を確認する端末がしょぼくてセキュリティチェックより時間かかってしまった。朝は6時ぐらいからいくつか飲食店は営業している。

いいなと思ったら応援しよう!