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年度末ですが…日本映画3本

3月31日は「ミミにイチバン」の語呂合わせで「オーケストラの日」。例の感染症の影響で、苦境のオケですが、映画の中でも様々な危機と共に描かれてきました。そんな中からひとつだけ、『あまちゃん』でブレイク前夜の有村架純さん主演『リトル・マエストラ』(2013年)を挙げておきます。

過疎が進む港町にあるアマチュア・オーケストラの老指揮者・吉川が急死し、急きょ孫娘の女子高生・美咲(有村さん)が指揮を務めることに。だが、実は美咲にはある秘密があった…。

映画といえば、3月31日生まれの映画監督が二人。一人は、戦後日本映画の“ヌーベルバーグ”の旗手として活躍した大島渚さん。『青春残酷物語』(1960年)『絞死刑』(1968年)『愛のコリーダ』(1976年)などで知られますが、メジャーな『戦場のメリークリスマス』(1983年)をどうぞ。

デヴィッド・ボウイ、ビートたけし、坂本龍一ら豪華キャスト共演による戦争ドラマ。太平洋戦争下の42年、ジャワ奥地の日本軍捕虜収容所を舞台に、軍士官や捕虜たちが織り成す複雑なドラマを中心に、西欧と日本の文化的衝突を描く。

二人目は、日本屈指のアニメーター近藤喜文さん。高畑勲監督『火垂るの墓』や宮崎駿監督『魔女の宅急便』など、アニメ史に残る作品で作画監督やキャラクターデザインを務め、『耳をすませば』(1995年)で映画監督デビューしましたが、47歳という若さで亡くなりました。

月島雫は、明るく読書好きな女の子。ある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。やがて、雫は聖司に惹かれ、生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父が経営する不思議なアンティークショップにあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。

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