遅ればせながら…2021年秋ドラマ反省会
2022年1月も終わろうというのに、今さらではありますが、昨年の秋ドラマを振り返りたいと思います。作品の質と世帯視聴率は、必ずしも比例しませんが、まずは数字的な上位作を見てみましょう(朝ドラ・大河は除く)。
1位『ドクターX』 最高視聴率19.0%(平均16.5%)
2位『日本沈没』最高視聴率16.9%(平均15.8%)
3位『ラジエーションハウスII』最高視聴率11.7%(平均10.7%)
4位『婚姻届に判を捺しただけですが』最高視聴率10.7%(平均10.0%)
5位『最愛』最高視聴率10.9%(平均8.7%)
5位『恋です!』最高視聴率9.6%(平均8.7%)
2年ぶりの『ドクターX』シリーズがさすがの貫禄。残念なドラマとして名前が挙がることも多かった『日本沈没』ですが、最後まで高視聴率を維持。TBS日曜劇場枠は強いですね。
続いては、作品の質的評価の一つの指標である、オリコン「ドラマ満足度調査」を見てみましょう(12月13日放送分までを集計)。同指標は、「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」に、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計。
1位『最愛』 98p
2位『恋です!』 94p
3位『消えた初恋』 85p
4位『アバランチ』 84p
5位『二月の勝者』 82p
評判の良かった『最愛』と『恋です!』が調査でも頭一つ抜けていました。ジャニーズBL学園ドラマ『消えた初恋』も健闘。『アバランチ』も中盤以降よかったんですけどね。
さて、最後に自分の中での秋ドラマ評価。1話はほぼ全て見ましたが、2話目以降は脱落した作品も多く、最後まで継続が14作品、途中リタイアが21作品でした。
1位『古見さんは、コミュ症です。』&『最愛』
3位『恋です』&『二月の勝者』
5位『ムショぼけ』
番外『東京放置食堂』『アバランチ』『じゃない方の彼女』『この初恋はフィクションです』
1位は全くタイプの違う作品で、甲乙つけ難く、同率1位としました。異彩を放ったのは北村有起哉さんが連ドラ初主演した『ムショぼけ』。TBSの深夜帯枠『この初恋はフィクションです』も意外にハマりました。
個人賞でいえば、主演女優賞は『恋です!』の杉咲花さん、主演男優賞は『二月の勝者』の柳楽優弥さん。助演女優賞は『古見さん』の池田エライザさん、助演男優賞は『最愛』の松下洸平さん。脚本賞は『最愛』の 奥寺佐渡子さん&清水友佳子さんです。以上、勝手に秋ドラマ反省会でした。